虹の女神 Rainbow Songの評価
虹の女神 Rainbow Songの感想
無条件に青春ストーリーに酔いしれます
正直言うとストーリーはありきたりなドラマである。こんなにドラマチックな事は普通の人起きないだろうし、なんとなく想像できる感じでストーリーは進んでいきます。ストーリー重視派の方だと多少物足りない感じかもしれませんが、それを補って余りある甘酸っぱい青春ストーリーに胸キュンとなります。多かれ少なかれ、似たような夢を追いかけたり、些細な事で怒ったり笑ったり、そんな良き青春時代を思い出すことができる青春ストーリーはやはり無条件に良いです。特にこのころの上野樹里さんと蒼井優さんはまだ演技が荒削りながら、その初々しさが非常にこの映画に合っていて凄く輝いています。また美しい映像も心が癒されます。
大学時代の輝く青春☆
大学時代の甘酸っぱい青春がたっくさん詰まった、切なくも前向きになれる映画でした。 サークル活動や恋愛、バイトといった20代前半にたくさん経験するキャンパスライフが映画の主となっています。 中でもひそかに智也に恋い心を寄せながらも、その気持ちを隠し智也の恋愛を応援してしまうちょっと男勝りでしっかりもののあおいが、『こういう子いるなー!』といった感じで、共感できる女性も多いはず! 映画サークルの八ミリの映像もとてもおしゃれで、映画に良いスパイスを与えてます。大学生が作ったアマチュア映画感もものすごく出てて良い! また、あおいが大学卒業後、飛行機事故で亡くなってしまうのですが、あおいが亡くなってから伝わる恋心。そして失って初めて気がつく大切だった人。クライマックスに向けては切ない気持ちでいっぱいになります。是非見ていただきたい!
青春時代を思い出す映画
物語はあおい(上野樹里)の事故死の連絡を智也(市原隼人)が受け取ったところから始まる。あおいと智也は大学の時から同じ映画サークルに所属。一緒に映画製作をしているうちに智也に惹かれるあおい。けれど智也は気が付かない。歩道橋の上で、屋上で、あおいは一生懸命気付いてほしいと苦しむけれど、気が付かない。時間をかけて気が付いたときは、すでにあおいは事故で死んだあとだった。そんな青春時代のほろ苦い思い出を、プロデューサー・岩井俊二が幻想的に描いた作品。学生時代の漠然とした将来への不安、うまくいかない恋愛、好きなことを追いかけて夢中になった時間を持つ人には特に共感してもらえると思う。