私の名は真の皇帝マルクス・アウレリウスの臣下、マキシマス・デシマス・メレディウス。殺された息子の父であり、殺された妻の夫だ。復讐は必ず果たす
マキシマス・デシマス・メレディウス
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グラディエーターは2000年に公開された、リドリー・スコット監督の古代ローマ帝国を舞台にした歴史スペクタクル映画である。 次期皇帝候補に頭を抱えていた皇帝に絶大な信頼を得ていた英雄的戦士のマキシマス(ラッセル・クロウ)は、皇帝の息子コモドゥス(ホアキン・フェニックス)と共に皇帝の天幕へと呼ばれる。皇帝自らが次期皇帝と推したのはコモドゥスではなくマキシマスだった。その晩、皇帝は暗殺され、陰謀に巻き込まれたマキシマスが死闘を繰り広げる作品である。 迫力の巨大コロシアムや剣戦シーンはCGを駆使して描かれている。衣服や調度品や建物などは他から借りたり買い取るということが出来ず、この映画のために作ったものである。 第73回アカデミー賞作品賞・第58回ゴールデングローブ賞ドラマ部門作品賞などを受賞し、高い評価を受け続編も計画されているが2015年時点では実現されていない。また主演のラッセル・クロウはアカデミー賞主演男優賞を受賞し、作品だけでなく俳優の演技も高く評価された映画である。
古代ローマの設定ということで、映像は壮大でストーリーも見ごたえ十分です。結構長い作品ですが見ていて飽きることが無いと思います。残虐な皇帝役のホアキン・フェニックスがちょっと異常性格者の雰囲気をよくだしていると思います。怖すぎるくらいです。ラッセル・クロウ、戦う男達の集団でリーダー役をやらせたら今のところピカイチなのではないでしょうか。頼りがいもある自らも優秀な戦士というイメージがピッタリはまっていると思います。ちょっと残虐なシーンも含まれるので、お子さんがいるところでは観ないほうがいいかもしれません。いろいろと理解できない設定もあると思います。あくまでも大人の映画だと思います。
2000年のアカデミー賞を次々と受賞した後、日本でもリバイバル上映され映画館へ足を運んだ。受賞した理由が分かるほどおもしろい映画だったし、上映時間をあっという間に感じる程夢中になった作品だ。10年以上前の作品ではあるが、今でもかなり支持される内容だと思う。わがままな皇帝ルキウスはふがいない上司、マキシマスはそれに振り回される部下と見れば、部下が上司を打ち破る痛快劇にも見える。もちろん映画はそれだけではなく、グラディエーターとして戦う仲間との絆、家族のことを思うマキシマスの気持ちがストーリーに厚みを持たせる。ラッセル・クロウの肉体美や剣使いの鮮やかさにも注目しながら見て頂きたい。
かなり素晴らしい映画です。今までにない映像でのアクションを見れます。内容は帝政ローマ時代中期を舞台とし、ラッセル・クロウ演じるは将軍として登場しかなり注目を集めます。これを迎え撃つのがアキレス将軍で彼はこの試合にまけてしまいます。その後、復讐の戦いが始まります。彼は家族を殺されて奮起します。このあたりから壮絶な戦いが繰り広げられます。彼が名を上げていくヨーロピアンアクションヒストリーですが、映像は最先端で格闘のシーンなどは他にはない唯一の映像です。まだ見ていない人にはおすすめできるマストな一本です。主演のラッセルクロウの代表作でしょう。素晴らしい作品の一つです。
マキシマス・デシマス・メレディウス
家族の仇である新皇帝コモドゥスの前で自分の正体を明かす瞬間のセリフ
アントニウス・プロキシモ
妻と子の復讐を果たすため戦う覚悟のマキシマス。闘技場での戦い方についてプロキシモがマキシマスにこう伝える
マキシマス・デシマス・メレディウス
復習を遂げ王を倒したが致命傷を負い息も絶え絶えのマキシマス。駆け寄るルッシラに伝える遺言