猿の惑星のあらすじ・作品解説
猿の惑星はフランスの作家ピエール・プウルのSF小説。フランクリン・J・シャフナー監督、1968年アメリカ制作作品。 地球を飛び立った宇宙船が1年半後にある惑星に着陸した。乗組員のテイラー隊長をはじめとする3名は沈没してしまった宇宙船をあとにし、惑星の砂漠地帯を数日間、彷徨い歩いた。そして見たものは人間狩りをする猿たちだった。人間は猿たちに支配され、原始人の様であり口も聞けず、捕らえられ奴隷のような扱いを受けていた。テイラーらも捕らえられたが、チンパンジーの博士がテイラーの能力が非常に高いことを知り協力して逃亡、新天地を求めて旅立った。そこでテイラーは自由の女神を見つけ、その惑星が人類が滅亡した2000年後の地球であることをしり泣き崩れた。 衝撃のラストシーンが話題となり大ヒットとなり、シリーズとして4本の続編と2本のテレビドラマが作られた。2001年にはリメイク版、その後創世記、新世紀と公開された。
猿の惑星の評価
猿の惑星の感想
まじで怖いです。
初めてみてからずっとゴリラの将軍?が忘れられません。ものすごく怖い。そしてリアルです。そのことがトラウマなのか、ゴリラのお面なんか怖すぎて、定番ホラーキャラクターよりも悲鳴がでます。猿の種類にあわせて惑星社会の中での役割を創り上げたのでしょうが、うまく考えられていると思います。ああいう警察(治安部隊)に追いかけられたら、心臓麻痺が起きてしまいそうです。お話はいかにもありそうなことで、なんとなく現実味があるように思います。最後のどんでん返し、これも恐ろしいですね。もしかしたら、スプラッター満載のグロテスクなタイプのホラー映画よりも怖いかもしれません。
おいパッケージ!
パッケージで豪快にネタバレしちゃってる事で随分有名な作品ですが、映画自体は、とてもよく出来た映画だと思います。それとパッケージバレに関して一つ言及すると、あれはそこまでネタバレというほどのものではないと個人的には思っています。自由の女神が沈んでる!?地球に一体何がおこったのだろう?と最初に興味を駆り立て、ストーリーを追うごとに、少しずつ少しずつ核心へと近づいていく。いえ、核心に近づくというより、結末を理解するためのヒントといった方が正しいでしょうか。そして、最後パッケージとストーリーがリンクした時、大きな驚きと共に、なるほどそういう事もあるのかもしれないな。と思えるのではないでしょうか。さすがの名作だと思います。それにしても、お猿さんは歴史や考古学にはあまり興味がないのでしょうかね。
史上最大のネタバレ
もう、この作品に関しては、見たことがない人でもラストシーンのことは知っているでしょう。なんたってパケ写に使われているんですから(笑)原作と異なり、猿たちがのっけから英語で話しているので、すんなり意思の疎通が通るうえに、テイラーたちは彼等の話も理解できちゃうわけですが…映画の尺に合わせた変更点であり、かつ、結果的にこの映画はまとまりよくできあがったな、という気がします。制作年代を考えても、猿たちのメイクはほんとーにすごい。コーネリアスの中の人の顔を、後年テレビで見ているのですが、そっちの顔は忘れちゃいました(笑)60年代の映画ですから、映像的には美麗だとかいうことはありませんが、風景のとり方、ドコドコパコパコいう音楽との取り合わせに味わいを感じてしまいます。そういうアナログ感も含めて、わかっちゃいるけど、やっぱりラストが好きです。
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