劇場版 スリーデイズ 〜愛と正義〜の評価
劇場版 スリーデイズ 〜愛と正義〜の感想
「韓ドラあるある」を排除したサスペンスアクションの意欲作
あの「サイン」、「ファントム」に続くキム・ウニ脚本作品!!ですが「韓国のドラマはキム・ウニが登場した後と、それ以前に分かれる」と世間に言わしめるほど、本格派サスペンスドラマの第一人者として評価されている脚本家・キム・ウニの作品ですから、否が応でも期待しますよね。しかもパク・シニャンの「サイン」、ソ・ジソブの「ファントム」という超絶スリリングでエキサイティング!全韓震撼!!なドラマシリーズに続く作品(の、劇場版映画)とくれば、当然面白いに決まってる!そんな意気込みのもと鑑賞した後の肩すかし感がそれはもうハンパない本作ですが、何なんでしょうね、さて一体何がいけなかったんでしょうか。要は扱うテーマをいささかぶっ込みすぎなんです。朝鮮半島の南北関係とアジア通貨危機と軍需産業とアメリカとのしがらみを、大統領暗殺計画と父親の謎の死と製作費1億ウォンでまとめ上げようとしたのでしょうが、欲張りすぎた結...この感想を読む