戦を遊びのように言うな。トロイには帰らぬ夫を待つ妻がどれだけいると思う。
ヘクトル
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トロイは2004年に公開された、ギリシャ神話をもとにした壮大な歴史スぺクタル作品である。監督はウォルフガング・ペーターゼン。 スパルタの美しき王妃ヘレン(ダイアン・クルーガー)と、和解のためスパルタを訪れていたパリス(オーランド・ブルーム)は、互いに惹かれ合う情熱のままにスパルタ王のもとからヘレンを連れ去ってしまう。ヘレン奪還という理由を得たスパルタ王はアキレス(ブラッド・ピッド)を筆頭とした大軍団を結成し、かつてない規模の戦争へと発展させる。 神話の再現ではなく、登場人物それぞれにスポットを当て人間ドラマとして丁寧な感情描写が特徴的な作品でもある。そのためか、アキレスも普通の人間として設定されている。 ロケは数多くの映画のロケ地として知られている、地中海にあるマルタ共和国で行われた。10万人が激突する迫力の戦闘シーンはメキシコで撮影されたものである。 2009年には未公開シーンを追加した、ディレクターズカット版がブルーレイで発売されている。
ブラピ演じるアキレスが本当に男としての魅力を最大限に描かれていると思います!何度も何度もアキレスを真似するために繰り返しみるのですが、見るたびに「やっぱり魅力的なモテる男って昔も今も変わらないんだな」って思わされます!まず何者にも媚びない屈しない、言いたいことはズバズバ言う、敵を作ることを恐れないというとこが魅力的だなあと思いました!自分の国の王様だろうが、相手の国の王子だろうが構わずいいたいことをいってましたよね! 女性にも言いたいことをはっきり言うなあ嫌われるとかいう概念がないんだろうなと何度も感じました!次に身内を大事にするなあ仲間意識が強いなあと思いました!アキレスは自分のお母さんには敬意を払っていましたよね?弟分が死んだときには号泣していましたよね?軍師のことは認めている素振りをみせていましたよね?この辺りには正直驚きました!だれでも構わず言いたい放題ではないというとこをみて...この感想を読む
とにかく、ブラピがかっこいい!!トロイを見る前はブラピに対して特別思うこともなかったのですが、これを見てブラピの格好良さを体感しました!ブラピはアキレスというエース的ポジションの武将ですが、誰をも寄せ付けない圧倒的強さが演じられてほんとにかっこいい!トロイはある女性を巡って勃発した大戦争がストーリーの土台となっていますが、ギリシャ神話のトロイの木馬とは違い、アキレスが神の加護を受けているなどの神話的要素はすべてはずされています。人体の中で1番強く大きいといわれるアキレス腱も、このアキレスから来ているというくらいの逞しさを、鍛え抜いたボディで見せるブラピは絶対に一度は見る価値ありです!
かなり期待して見に行きました。大正解でした!!元々ブラッド・ピットが大好きなので、ファンの方は必見の作品です。ギリシア神話の世界を、美男美女のハリウッドスターが彩っていきます。ブラッド・ピットがアキレス、オーランド・ブルームがパリス、パリスの兄ヘクトルがエリック・バナ、パリスに見初められる女性ヘレネをダイアン・クルーガーなど非常に豪華な顔ぶれです。神話の世界を人間に見立ててわかりやすくトロイア戦争を描いています。この映画は、世界史が苦手な方でも楽しめる娯楽作です。よくトロイの木馬作戦という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、相手をだます作戦の一つのことです。さすがにアキレスが戦死するシーンは泣きそうになりました。それにしても、アキレスのブラッド・ピットは本当に素敵でした。「彼は人間と神様から生まれたから美しいのさ」という台詞に納得でした。
ヘクトル
トロイのアポロンの神殿で、アキレスとヘクトルが初めて会話をした場面。アキレスが、見物人がいない場所で、ヘクトルを殺したくないと言ったりと、アキレスは戦を見せ物としか思っていないとヘクトルが考えたために言った言葉。