カリギュラの評価
カリギュラの感想
みんな騙された
一言で言うと、出演者がムダに豪華な歴史物ハードコアポルノ。監督がペントハウスの社長だったボブ・グッチョーネだっていうんだから推して知るべしです。マルコム・マクダウェルもピーター・オトゥールも脚本家のヴィダルも激怒の余り訴訟も辞さないという態度でした。実際に訴えたのはヴィダルだけだったようですが、ピーター・オトゥールなんかは完全にこの映画に出たことを黒歴史と思っていたようです。そりゃあそうでしょうね、ポルノシーンは吹替えだったとは言え・・・。私も話の種にと思って見ましたが、本当に皆さんお気の毒でしたとしか言いようがない映画でした。見る側もその辺承知の上でじゃないと、大変気まずい思いをすること間違い無しです。