パーフェクト ワールドのあらすじ・作品解説
パーフェクトワールドは、1993年に公開されたアメリカ映画である。監督は、「許されざる者」「ミリオンダラー・ベイビー」のクリント・イーストウッド。出演者は、ケビン・コスナー、クリント・イーストウッド、T・J・ローサー、ローラ・ダーン。 刑務所を脱獄したブッチとテリーは民家に押し入り、8歳のフィリップを人質にして逃亡をするが、テリーがフィリップを襲おうとしたために、ブッチはテリーを射殺する。宗教を信仰している厳格な母親と暮らしていたフィリップは、自分を救った上に血の通った会話をするブッチに対し、だんだんと父親のような感情を抱くようになる。 一方、ブッチを追う警察署署長のレッドは、ブッチを少年院に送った過去を持ち、脱獄囚となったブッチの現状にも責任を感じて心を痛めていた。 警察に追われる中、辛い子供時代を過ごしたブッチとフィリップが目指す「パーフェクトワールド」への旅を描いたヒューマン・ストーリーである。
パーフェクト ワールドの評価
パーフェクト ワールドの感想
パーフェクトワールドについての個人的見どころと見解
心の機微の表現初見ではラスト10分のことだけが印象に残ってしまうが、何度か見て、ぜひキャストの心の機微の表現の上手さをしっかり見てほしい!! ケヴィンコスナーとクリントイーストウッドは言わずもがなであるが、子役のローサーの演技の上手さ、特にはじめはブッチと世界に閉鎖的だった心が徐々に開かれていく表現の上手さがとんでもない! 本当に、徐々に徐々に心を許していっているというのが伝わってくる。一気にではなく、徐々にという演技は難しいと思うが心に訴えかけてくる。その点をしっかり見ておくことでラストがさらに感動できるものになるに違いない。。。ユーモアを見逃すなもちろんこの映画はシリアスな映画であるが、ところどころ冗談的な掛け合いなどユーモアシーンもある。ここを見逃さないでほしい!! ユーモアシーンで自分の中で笑いが起こりそうになったら、ぜひ登場人物の気持ちのなりつつ笑ってほしい。基本、喜怒哀楽で言...この感想を読む