悪魔がしかけた最大のトリックは、悪魔など存在しないと皆に信じこませることだった。そして突然――フッと――悪魔は消えてしまったのさ!
ヴァーバル・キント
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映画レビュー数 5,784件
「どんでん返し」な映画それは見た後になんとも言えない快感を呼ぶと思う。そして見終わった後、すごく人に話したくなる。気づいたか、気づいたらどこで、なんでそう思ったのかと議論したくなる。見た人が周りにいないとめちゃめちゃ薦める。これまで「スティング」や「レザボア・ドックス」、「シックスセンス」を見てきたが「ユージュアルサスペクツ」は何故か見たことが無かった。以下、余談ですが「スティング」は明るくて爽快で、ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードがとりあえずかっこいい。ポール・ニューマンの青い目とか、ロバート・レッドフォードのストライプのジャケットに帽子あわせてるのとかがどことなく可愛くて素敵です。オープニングもレトロでなんだかおしゃれ。これはなるほどな感はそんなに無いですが見終わった後もさわやかです。レモンの香り的どんでん返し「レザボア・ドックス」はストーリー関係ないですが耳を切るシー...この感想を読む
この映画はサスペンスの傑作と言えるでしょう。かなりやばいです。まずキャストがとてもいいのと映画の内容がとてもシビアなところは見ものです。内容はカリフォルニア州のある港で大規模な殺人事件を解決する内容になっていて、捜査官は事件で唯一生き残った男を呼び出します。目撃者はその起きた事態を熱く語ります。そして、そこに裏切り者がいたことが分かり、その裏切り者がだれ7日がこの作品の謎なのです。またそのまずそのカイザーソゼがそのうちにいたメンバーのうちの1人だったのですがさてその名の者は誰だったのでしょうか。謎が謎を呼び最後の最後まで分からない展開に頭を使います。最高のサスペンス。
ブライアン・シンガー監督これはアメリカの犯罪版、口裂け女の話。犯罪にタブーは無い、犯罪者は何でもやる、犯罪を取り締まるほうはタブーがある。ゆえに腕を後ろ手に縛られてるハンディキャップをつけて、ボクシングで同じリングに上がるようなものだ。密輸船でコカインの取引場面で何者かが襲撃、船は爆破し、残ったのはキント(ケヴィン・スペイシー)。彼から取調べを行うと言う話。事件の裏には全ての人が恐がる大物ギャング、ソゼの存在が浮かび上がる。これはお話を作ることが素晴らしく上手い病か、天才的な詐欺の話だろうと思う。嘘をつけるというのはある種の才能で、何度かしゃべると大概は尻尾がでちゃう。上手い嘘と言うのは、何度繰り返しても同じデーターが出てくるようにしなければいけない。一番良いのが相手に答えを選択させることだ、そしてニュアンスだけを少し変える。語彙が多いとこの類のゲームが有利に進む。この感想を読む
ヴァーバル・キント
警察の取調べを受けている最中に、これまでに起こった犯罪の容疑者カイザー・ソゼを表現するときの台詞。