秘密の評価
秘密の感想
妻2度も”最期の別れ”を経験した旦那
広末涼子と杉田平介の名演技が作り上げた作品。当時大人気だった女優広末涼子はこの作品によって素晴らしい演技を見せたと私は感じました。とても難しい役でしたたが見事に演じていたと思います。広末涼子の体に母親の魂が入り込んでしまい、広末涼子は体はそのままで中身は、年を重ねた母親なのです。複雑で難しい役だったと思います。しかしそれを感じさせないくらいの力強さを見せてくれました。旅行中のバス事故により母親は亡くなったと思っていたら、魂だけは生きていました。しかも娘の体の中で生きていたです。それには驚きました。ということは、娘と母親のどちらが死んでしまったのだろうか。2人とも生きているということなのだろうか。それとも娘が生きているのでしょうか。母親が生きているのでしょうか。他人がみた場合は、娘のが生きていると思うでしょう。見ためが娘の姿だし、声も娘の声ですから、他人が見たら間違いなく娘が生きていると思...この感想を読む
とっても不思議な感じがしました
ストーリー自体がとっても不思議なお話なのですが、この映画を観終わった後も、不思議な感覚がそのまま続いていて、本当に不思議な映画だなぁと思いました。交通事故で母親を亡くしてしまった娘。体は娘でも、心は母親。体と心が入れ替わる映画は昔見たことがあるような気がしますが、それは同世代同士だったような気がします。この映画は親子で入れ替わり。しかも、入れ替わった片方には、もう会うことはできない。だから、もとの状態に戻すこともできない。娘を演じた広末涼子はすごい演技力だなぁと思いました。本当に亡くなった母親が娘の体に入っているような気がしていたからです。今度、原作も読んでみようと思います。
たくさんの秘密が織り交ぜられていた。。
さすが東野圭吾さん!といった作品でした。 『秘密』というタイトル通り、この映画には杉田家の中で、たくさんの秘密が繰り広げられるストーリー。 母・直子の肉体は死んでしまったが、心は娘、もなみに乗り移り、また娘もなみは肉体は生き残り、心は死んでしまった。。という複雑な役どころを、広末涼子さんが見事に演じきっていました。 ラストまでは、いろいろ理解して拝見していたのですが、その“ラスト”で。もう一つの秘密が明らかになった時、えー!!っというどんでん返しを味わった気分になりました。そしてすっきりしない。。。ハッピーエンド・・ではないんだけど、ある意味これがハッピーエンドかも!? と不思議な気持ちに駆り立てられる作品でした。とても面白かったです。