テルマエ・ロマエのあらすじ・作品解説
テルマエ・ロマエはイタリア在住の日本人女性漫画家ヤマザキマリによる同名漫画を原作とし、2012年4月28日に公開された日本映画である。 日本での映画公開に先行して、2012年4月20日からイタリア・ウディネで開催された第14回ウディネ・ファーイースト映画祭で、ネット投票による舞ムービーズ賞を受賞したほか、第67回毎日映画コンクールTSUTAYA映画ファン賞日本映画部門、第36回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した。。 監督を武内英樹、主演を阿部寛がつとめ他には上戸彩、市村正親、北村一輝、キムラ緑子などが出演し、阿部寛をはじめ古代ローマン人役を濃い顔とされる日本人がつとめ、話題を呼んだ。 原作のエピソードを基としながら、原作にはないキャラクターも登場するなど映画オリジナルのストーリーで展開された。 主人公が古代ローマの公衆浴場から21世紀の温泉施設へ何度もタイムスリップして、設備について学ぶ物語である。 なお、2014年4月26日には続編が公開され、他にも2012年1月にテレビアニメ化された。
テルマエ・ロマエの評価
テルマエ・ロマエの感想
新しいタイムスリップ映画
話題の映画ながら見たのはちょっと遅めでしたこの作品のテレビCMや宣伝活動は変わったもので、きっと面白いコメディ作品なんだろうなぁ。という印象でしたが、わざわざ映画館に行ってまで見たいというほどではありませんでした。私がこの映画を見たのは少し変わっています。そこは飛行機の中でした。イタリア旅行からの帰りの飛行機の中です。旅行してみて、イタリアにとても興味を持ちました。実際のテルマエの遺跡もみましたし、映画の設定になっている古代ローマ跡地にも行きました。旅行の思い出に浸りながら、あの遺跡だけの土地で一体古代ローマの人々がどんな生活をしていたのかを知りたくなったのです。日本とローマの共通点はお風呂好き古代ローマ時代の大浴場と、現代日本のお風呂をテーマにした時代を越えたお風呂物語です。古代ローマにはテルマエと呼ばれる大浴場がありました。そのローマのテルマエを作る、浴場設計技師のルシウスはマンネリ...この感想を読む
顔の濃い俳優陣が面白いです!
ヤマザキマリ原作の人気マンガを映像化。古代ローマの浴場設計師ルシウスは、現代の日本にタイムスリップして洗練された風呂文化に出会い、衝撃を受ける。そのアイデアを活かした新しい浴場作りで皇帝の信頼を得たルシウスだが・・・マンガのエピソードに映画オリジナルのキャラクター、上戸彩さんを加えて、上手に一本のストーリーとしてまとまっていたと思います。主演の阿部寛さん他、出演している俳優陣が濃いキャラクターの人たちばかり!外国人俳優の中でも、負けずに存在感を見せつけていたのが面白かったです。ストーリーはベタな展開でしたが、気軽に楽しめる面白い作品でした。
思っていたより期待外れでした。
映画公開の時の予告CMはすごく面白そうでした。だた、映画館まで足を運んでまで見るまでもないので、レンタルDVDがでるまで待って見る事にしました。古代ローマ人が現代の日本にタイムスリップするという設定は面白いと思います。主演の阿部寛さんも個性派俳優としての魅力を十分に発揮した作品になっていて大変面白かったのですが、やはり顔が濃い阿部寛さんといえども日本人なので、演技力は素晴らしいのですが個性派過ぎて、どうしてもルシウスというより阿部寛さん以外の何物でもない感がありました(笑)ストーリーに関しては、やはり後半のシリアスな展開や恋愛じみたところは展開も内容もいま一つな感じに仕上がっていたので、もっとメリハリ付けるか、もしくは思い切ってコメディー映画にしてしまえばどうかと思いました。上戸彩さんはあまり必要ない気がします(笑)