手紙のあらすじ/作品解説

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手紙

3.883.88
映像
3.63
脚本
3.75
キャスト
3.88
音楽
3.88
演出
3.50
感想数
4
観た人
3

手紙のあらすじ・作品解説

手紙は、2006年に公開された映画で、原作は、大人気ミステリー作家 東野圭吾の同タイトル小説である。この小説は、2006年に文藝春秋により出版され、心が洗われるような、究極の感動作である。 弟を大学に入れさせるために盗みに入り、誤って殺人を犯してしまった服役中の兄 剛志は、お笑いコンビ「テラタケ」でプロになることを夢見ながらリサイクル工場で働く弟 直樹と毎月文通をしていた。やがて「テラタケ」がブレイクし始めたころ、兄の事実が世間にばれてしまい、コンビは一時解消、結婚も考えていたほどの恋人とも破局することになってしまった。そして、直樹は剛志への返事も送らなくなってしまった。そんな直樹に前を向かせてくれたのは、食堂の配膳係 由美子であった。由美子は彼を思うがゆえに、直樹の振りをして、剛志に返事を送り続けていた。 兄弟を『電車男』の山田孝之と『NANA』の玉山鉄二が演じ、ヒロインには『パッチギ』『間宮兄弟』の沢尻エリカが名を連ねた。

手紙の評価

総合評価
3.883.88
(4件)
映像
3.633.63
脚本
3.753.75
キャスト
3.883.88
音楽
3.883.88
演出
3.503.50

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手紙の感想

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家族と言う絆を埋めた手紙と言うなの繋がり

手紙でなければならない理由相手との距離があるから手紙?相手に自分の思いを伝えたいから手紙?相手に会えないから手紙?そんな表面的な理由ではない、もっと深くて重くて辛い理由がこの手紙には込められています。兄が思う弟への愛。それは、弟を大学無事卒業させて立派な社会人になってもらいたいと言う親心にも似た兄弟愛でした。その思いが深く、重く、そして辛いものに変わってしまったのがとても残念です。ある時、近所の家に強盗に押し入りそれを発見した家の人を殺害。兄の性格上決して犯罪を犯すようには思えないのですが、単なる虐げが人を狂気へと追いやるという現代の日本では起こりうる社会問題の一つとも言えると思います。しかし、それがドラマの始まりと言うのなら、スタートを切ったなら振り返らずにただただゴールに向かうのみです。でもそこに気づくまでの人間模様と、現実の辛さが生々しく描かれています。その為刑務所に服役している...この感想を読む

4.04.0
  • bigmacbigmac
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  • 2130文字
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手紙の登場キャラクター

武島直貴

平野社長

手紙の名言

差別のない場所を探すんじゃない。君はここで生きていくんだ。

平野社長

兄が犯罪者という理由で、不当な人事異動を命じられ投げやりになる主人公(武島直貴)に、主人公が勤める家電量販店の社長がかけた言葉。

バカな粗大ゴミみたいな兄貴、でもアスベストみたいなもんで簡単に捨てるわけにはいかない、どんなバカな兄貴でも俺の兄貴ですから

武島直貴

犯罪を犯し、服役中の兄の居る刑務所に慰問に来た弟とその相方。二人で漫才を繰り広げる中のセリフの一文です。

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