ジョジョの奇妙な冒険の感想/考察/ネタバレ

理解が深まる漫画レビューサイト

漫画レビュー数 3,136件

ジョジョの奇妙な冒険

4.694.69
画力
4.38
ストーリー
4.44
キャラクター
4.63
設定
4.38
演出
4.50
感想数
8
読んだ人
36

ジョジョの奇妙な冒険の感想一覧

漫画「ジョジョの奇妙な冒険」についての感想が8件掲載中です。実際に漫画を読んだレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。

キャラクターから読み解く「人間賛歌」

「不老へのアンチテーゼ」ジョセフという男このおれが「波紋」とかいう、チャチな超能力だけにたよっているとおもっているのか…?(2部より)ジョセフは作中、青年から老人まで年を経て活躍するキャラクターだ。しかし読んだ当時は歳をとった姿に疑問しか浮かばなかったのを覚えている。それは、そもそもジョセフは波紋の力を使えるはず。ということは若いままの姿でいられるのに、なぜ彼は年老いる必要があったのか?という疑問だ。実際、彼の実の母親であるリサリサは波紋の力で若い姿を保っている。当然ジョセフも、しようと思えば青年の姿のままいられたはずだ。一体なぜなのか?この謎を読み解くキーワードになるのが、作者の荒木先生がジョジョのテーマだと述べている「人間賛歌」という言葉ではないだろうか。2部でのジョセフの敵は、不老不死の存在だった。それは言うなれば、生命としてのひとつの完全体だ。人間のように有限の寿命もなく、おそら...この感想を読む

5.05.0
  • 曲田曲田
  • 262view
  • 2097文字

第四部の始まり

100年前にも及ぶ、DIOとの決着をつけた承太郎たち。内容の濃かった第三部が終わり、舞台は日本の杜王町という一つの街に移ります。即ち第四部がスタートしました。個人的にはストーリーとしては第三部に譲るとしても雰囲気としては長いJOJOシリーズの中でも第四部が一番好きかもしれません。それは様々なスタンド使いである敵との闘いが描かれている一方で微笑ましい日常のエピソードにも描写を割いていてくれているからです。JOJOという作品はそのストーリー上、一つの敵を倒したらまたすぐ別の敵という展開が多く特にこの後の第五部などで顕著なのですがストーリーとしては濃くても読み疲れてしまうことも個人的にはあるのです。なのでこの第四部のような雰囲気の作品が好きなのです。第四部が始まり、いきなり承太郎が登場します。またもや主人公は承太郎かと思いきや、なんと彼にとって「年下」の叔父に会いに来たということでした。その名は...この感想を読む

5.05.0
  • kurioukuriou
  • 130view
  • 493文字

第三部開幕

ジョジョの奇妙な冒険第三部 スターダストクルセイダースがこの13巻から開始となっています。この第三部、おそらくシリーズ中で最も人気のある物語で、ジョジョ人気を決定づけたと言っても過言ではない作品なのではないでしょうか?第二部までの波紋による肉弾戦バトルとは打って変わり、三部からは幽波紋(スタンド)と呼ばれる謎の能力によるバトルが中心となってきます。スタンドと一口に言っても、その形状や能力は使用者によって実に様々で、主人公こと空条承太郎の操るスタンドこそ、シンプルな力強さが売りな能力ではあるものの、予知が出来る茨のスタンドや、炎を操るスタンド、紐状になって人体に寄生するスタンドに、クワガタ虫の形状をしているスタンドと、一巻に登場するスタンドだけでもかなりのバリエーションがある事がわかります。絵柄が濃いので、ビジュアル的に苦手だという人も多い作品ですが、バトル漫画としては、最高峰に位置すると...この感想を読む

4.04.0
  • ピッチャーピッチャー
  • 95view
  • 415文字

ジョジョの奇妙な冒険が好きな人におすすめの漫画

ページの先頭へ