犯罪王ポポネポのあらすじ・作品解説
犯罪王ポポネポは、小路啓之による漫画である。この漫画は、集英社のジャンプ改に2012年のVol1から2014年の1月号まで連載された作品である。この作品のあらすじは、全く無欲で慎ましく、マイペースかつ無気力に生活を送る小市民な主人公、マルキが突如として謎の男に誘拐、拉致される所から物語が始まる。そして主人公のマルキは、世界で最も凶悪とされる犯罪者であるポポネポとして仕立てあげられた上に、逮捕され刑務所に収監されてしまう所から、物語は更に進行していくのであった。 この作品の劇中には、様々な犯罪者が多く登場するのが特徴であり、中には男の娘といったような人物も描写されている。 またこの作品のセリフも独特であり、その多くのセリフには哲学的なものもあり、哲学的命題が多く作品の中に含まれていることが見て取れる。この漫画作品は、YOUNGJUMPCOMICSXより単行本化もされ、全4巻の単行本が2015年2月現在で発行されている。
犯罪王ポポネポの評価
犯罪王ポポネポの感想
先が読めない
「犯罪王ポポネポ」は小路啓之先生の作品です。世界が恐れる犯罪王として投獄されてしまった男を描いた物語で、ブラックユーモアあふれる雰囲気の漫画になっています。主人公はマルキ。犯罪なんてもちろんしたことない普通の市民だったのですが、ある日目がさめたら、世界が恐れる犯罪王ポポネポとして投獄されていた。そして、ここからマルキの奇妙な投獄生活がはじまるというあらすじです。自分はポポネポじゃないと何度主張しても誰も信じてくれず、投獄されたあともたまたますごいことが起きると、ポポネポすごいポポネポすごいと賞賛の嵐。そしてマルキが少しずつ変化していくという感じです。先がまったく読めない面白さがあります。