ここからは人生オマケみたいなもんでサ もう余生なんだよね でもそれだったらさぁー もう気にしなくていーんじゃない? バカでもキモいでも嫌われてもさー ここまで生きてきた今の自分を信用してみれば?
美馬修平
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「主人公っぽくない人を主人公に」という作者の気持ちまさかの40代、何もとりえのないバツイチの女性の日常から入るストーリー。うわーこれはだらだらと長い日常が繰り広げられてつまらなそう…まず1話を読み始めてそう思ってしまった私です。しかし、1巻読み終わるころには完全にファンに…!この人がこれからどうやって生きていくのだろう…?気になってしょうがなくなっていくんですよね、どんどん引き込まれて。まず、ぐっと来たのは夜でしたね。厨房で野菜を切る仕事をしながら、老いた母と二人暮らしをしているたかこさん。バツイチで子持ちで、子どもはたまに会いに来る程度。約束していても来れないときがある。毎日が同じように、変わり映えなくただ通り過ぎていく。元来のコミュニケーション能力の低さはそのままに、年齢だけが積み重なっていく。それでもいいしなにも困らない。いつものようにお酒を飲んで床につく。そして当たり前のように夜眠...この感想を読む
よみがな:かたおかさよこ 年齢(作品時):80歳 性別:女性 国籍:日本 住まい:サンコートカタオカ 性格:マイペース 特徴:人は悪くない 価値観:依存的 仕事:アパートの大家 若い頃:おしゃれな美人として評判だった
よみがな:かたおかたかこ 年齢(作品時):45歳 性別:女性 国籍:日本 住まい:アパートの大家をしている母と暮らしている 性格:人付き合いが苦手な性格 特徴:友人と呼べる人はほとんどおらず、平凡な日々を過ごしていた 物語上での目的:ラジオで光一の曲を聴いてから外見・内面共に明るくなっていく 職業:社員食...
美馬修平
主人公たかこは隅田川でひとり酒を呑んでいたら近所の居酒屋の店主、美馬修平と知り合う。人生に何の楽しみもなく虚しい毎日を過ごすたかこはある日若いロックバンドのボーカリストに恋をする。 その話を無性に誰かに聞いて欲しくなったたかこは美馬の店を訪れ、自分が年甲斐もなく夢中になっていることに恥ずかしさを感じながらも止められない恋の感情を美馬たちに打ち明けた時の美馬のセリフ。