ストレンヂア 無皇刃譚のあらすじ・作品解説
『ストレンヂア 無皇刃譚』は、2007年9月29日に松竹の配給で公開されたアニメ映画である。監督は安藤真裕が務め、アニメーション制作はボンズが行った。また主人公の声は、「TOKIO」のメンバーである長瀬智也が演じた。 このアニメ映画は、2008年度FANTASPOA映画祭で最優秀賞にあたる「Best Animated Feature」を受賞している。 『ストレンヂア 無皇刃譚』は、戦国時代の日本を舞台にしている。主人公は、名前と過去を捨て流浪している剣士・名無し(ななし)である。彼は剣士なのだが、わけあって持ち歩いている刀は抜けないように封印が施してある。そして名無しは、ある荒寺で明国の武装集団から逃げている少年・仔太郎(こたろう)に出会う。その後、荒寺に襲撃してきた明国の刺客を打ち破った名無しは、仔太郎から用心棒として雇われる。このアニメ映画は、1人の少年をめぐる陰謀に巻き込まれていく名無しの戦いを描いた時代劇アニメである。
ストレンヂア 無皇刃譚の評価
ストレンヂア 無皇刃譚の感想
異国人で構成された時代劇
「ストレンヂア」の直訳インタネットのフリー百科事典、ウィキペディアでは、「奇妙な男」「異邦人」という訳がされています。しかし、私自身の観た印象と合致するものではありません。納得ができなかったので、スペルを調べてみました。それで検索できたのが、「Stranger」という英単語です。きっと日本人らしい読み方をするのであれば、「ストレンヂア」ではなく、「ストレンジャー」なのだと思います。調べるのに、少し時間がかかりました(笑「Stranger」という言葉を直訳すると、“知らぬ人、他人、客、不慣れな人、初めての人、未経験者”という意味のようです。(※Weblio英和辞典・和英辞典より参照)本来の言葉を直訳したものの方が、アニメ本編内容の印象に合致するように思えます。確かに、日本という国を舞台としながら、主人公たちと敵対する勢力は「明」という国でした。しかし、異邦人であることは、アニメ本編や物語...この感想を読む