空想と現実の境目。
アメリは22歳の女の子。 両親の影響で、周りの同世代の子達とあまりかかわらずに成長してきたせいか 想像力が豊かな、ちょっぴり人とのふれあいが苦手な子。 ひょんなことから、人を陰からこっそり幸せにする遊びを思いつく。 バスルームのタイルの置くから出てきた、子供時代の宝箱を持ち主に返してあげたり。 父親のガーデンドールに世界旅行をさせ(方法は観ればわかります^^)写真を贈ったり。 仕事場のカフェで、新しいカップルを誕生させたり。 まともに考えれば犯罪すれすれの方法で、誰もが夢みる空想を現実のものにしていく。 そしてある日、なぞの人物の証明写真から、ひとりの男性にたどり着く。 アメリは彼と出会ったことで、空想と現実の狭間でゆれる。 後半の、迷いの見える彼女の行動が、何をしててもなんともキュート。 というか、全編通してアメリの可愛さにメロメロになります。 全体的にフランス映画特有の、 解釈はあなた次第よ。的な雰囲気がたまらない。(すみません、偏見はいってます) そしてこの映画を観たなら、間違いなくサントラもゲットしちゃうことでしょう。
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