デリカテッセンのあらすじ/作品解説

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デリカテッセンのあらすじ・作品解説

デリカテッセンは1991年に公開されたフランスのブラック&コメディ映画。 「アメリ」「ロスト・チルドレン」のジャン=ピエール・ジュネの映画監督& 脚本デビュー作としても知られている。 (なお、監督と脚本はマイク・キャロと共同となっている) 配給元はヘラルド・エース。 この作品からジュネの作品に多数出演しているドニミク・ピノンが主役に抜擢。 マリー=ロール・ドゥーニャとジャン=クロード・ドレフュス、今作が映画デビュー作のカリン・ヴィアール、「パリ空港の人々」のティッキー・オルガドらが共演者として脇を固め、1991年度第16回セザール賞(フランス版アカデミー賞)で脚本賞を含む2部門が受賞されている。 この作品は戦争後奇跡的にたった一軒だけ残った精肉店"デリカテッセン"。 その上に建つアパートに越してきた元道化師のルイゾンはクセある店主と住民達に振り回されるという物語である。

デリカテッセンの評価

総合評価
4.004.00
(1件)
映像
5.005.00
脚本
4.004.00
キャスト
4.504.50
音楽
5.005.00
演出
5.005.00

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デリカテッセンの感想

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内気な少女の一人遊びミステリー

おしゃれでスーピーディーなオープニングに引き込まれる。登場人物の好きなものと嫌いなものの紹介から始まり、ごく平凡な日常生活の中から、摩訶不思議なものやおかしなものを探しながら町を分析して歩く少女アメリ。ヒステリックな母親が事故死し、医者である父親は父に触れられ緊張するアメリを診察し体が弱いと診断を下す。一番身近な社会である家族の中でさえ違和感を感じて馴染めない幼少期を過ごし成長したアメリは大人になっても空想がちで一人遊びのレベルが上がる。そんなアメリの趣味は証明写真の収集。駅や町の中になる証明写真機に落ちている写真を集めて歩くのだが、何度も頻繁に見かける男がいた。もしかしたら殺人鬼かもしれないと疑いの目を向けながら、水面下で戦うヒーロー”ゾロ”と自らを仮定し男の後を追うと、物語の終盤では証明写真を修理するエンジニアであることが判明する。人殺しではなかったことにがっかりする様子がキュート...この感想を読む

4.04.0
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  • 79view
  • 606文字

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