らんま2/1ドキドキせずにはみられない!
男の子が、女の子に変身!
16歳の高校1年生早乙女乱馬は父玄馬と中国の呪泉郷で修行中その泉に落ちて女の子に変身してしまいます。この呪われた泉のせいで水をかぶると男に、お湯をかけると元通り男に戻るというふざけた体質になってしまう。他にも乱馬同様水をかけると変身し、お湯をかけると元通りに戻る登場人物はでてるくのですが、一番のみそは乱馬の変身だろう!なぜこれが面白いと感じるかというと、人間誰しも無い物ねだりというように、男の子は女の子に、女の子は男の子なってみたいと一度は思ったことがあるはずです。しかも!女の子になったときの体はグラマーで女らしくとても可愛い!こんな変身願望誰にでもあるのではないでしようか?私は変身する度にドキドキしていました。
あかねと乱馬の恋愛もよう
無理やり父親の勝手な約束で許嫁になってしまったあかねと乱馬。しかし、二人は同じ武道を極めようとする者同士、力づくでねじ伏せてしまう気持ちも、やはり高校生。少しずつお互いに意識しあってしまう気持ちも隠せず、焼きもちをやく姿がキュンキュンします。乱馬はモテモテで、シャンプー、久遠寺右京、久能小太刀、からあの手このてでアタックされます。私が一番好きなシーンは偽物マジシャンキングに勝つために右京の家で特訓するといった乱馬。あかねは二人きりで部屋にこもって特訓する乱馬の事が気になってしまって仕方がありません。そこで聞き耳を立てるのです。言葉では勝手にすればいい!とか、知らない!と言いながらも、自分以外の女の子と乱馬が1つ屋根のしたで過ごしているのか気になって仕方がないのです!聞き耳を立て、ふすま越しに二人の会話を聞くのですが、トランプを選ぶために、むこうとこっちどっちを選ぶんや?男らしくないな!はよ決めてーや!との右京の問い。これはトランプをどちらを選ぶか?の特訓であったにも関わらずあかねは、右京とあかねどちらを乱馬が選ぶのか?という話をしていると勘違いするのです。そして、乱馬がやっぱりこっちがいい!と決めた瞬間、あかねは乱馬は右京を選んだのと勘違いしてふすまを怒ってけやぶります。あかねの可愛い一面が見れて凄く女心を刺激されるシーンです。あかねは優しい女の子なのですが、好きな乱馬にはどうしても素直になれないのです。16歳の女の子の描写が上手く絵ががかれているとおもいます。乱馬もあかね同様素直になれないせいで、時には焼きもちを焼きながら二人の距離は近づいたり離れたりするところが、見所です。
個性豊かな登場人物達
らんま2/1では個性豊かな登場人物が沢山登場じす。なかでも八宝菜はエロじじい!と劇中ではよく言われていますが、えっちなこのおじいさんが登場することで、らんまのセクシーな姿などを楽しみにしていた男の子は多いと思います。健全なマンガの中でも少しえっちなシーンを出すことでドキドキ感か凄くあったのではないでしょうか?
女らんまのキュートさは男女共に人気があったように感じます。自分が男の子だったら出来ないことをわざと女の子になってやってしまうのです。女子更衣室に忍び込んで巻物を探したり、女風呂に入り込んで妖怪退治したり、女装して誘惑したりなど、本来の秩序ではやったらまずいだろう!というところはすかさずあかねや、その他の登場人物によって阻止されるのです。ここがよく考えているなと思う部分で、面白おかしく書いてありますが、あくまでもやってはいけないこと。そこはきちんと登場人物が阻止しているところが、しっかり話を構成しているなと思いました。
また、ドタバタ恋愛漫画で終わるのではなく、らんま2/1は感動も誘うのです。
主人公の早乙女乱馬はがさつで、女心が分かっていない!というキャラですが、本当はとても優しい男の子なのです。生き別れた母親早乙女のどかと再開するときに、カッコいい息子を演出しようとあかねに相談したり、あかねの危機には命懸けで助けに行く男らしい姿が描かれています。いつもは心にも無いことを言って傷つけてしまったり、ケンカばかりしている様子をえがいていますが、ケンカするほど仲がいいというのは二人にぴったりの言葉だとおもいます。最終回人形にされたあかねをマグマに落としてしまったらんまは躊躇せず自分も飛び込み助けようとしました。これは泣けます。あかねがもとに戻らない。死んでしまったと思った乱馬はあかねの人形を抱きしめ告白します。好きだって言わせてくれよ!!この言葉を後ろで聞いていたあかね。恥ずかしがる乱馬ですが、もう遅いですよね!はっきりとあかねは乱馬の初めての心からの告白を聞いていたのですから。
二人はこの後結婚しました。
らんま2/1は涙あり、笑いあり、恋愛ありの心揺さぶられる漫画だということが言えます。小学生だった私でもドキドキわくわくしながらこのマンガを見ることができましたが、大人になって読み返すとまた子どもの頃とは違った感情が理解でき、楽しく読むことが出来ます。
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