角川書店のおすすめ小説一覧
角川書店の人気小説から新作小説まで全1827作品を、人気の高い順に一覧表示しています。レビューン小説では、感想と評価をもとにおすすめの小説をご紹介しています。
氷川清話
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海舟談話、痛快無比の「氷川清話」
海舟談話、痛快無比の「氷川清話」勝海舟の晩年は、殆どの時期を赤坂・氷川の地で過ごし、各種の著作物を著しています。「氷川清話」は、海舟が実...
雀蜂
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軽く楽しめるサスペンスホラー
どこにも逃げられない恐怖山荘に篭った作家が雀蜂に襲われるところから始まる。季節は冬で、本来なら自然の中では活動できないスズメバチが山荘の...
蟹工船・党生活者
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戦前の革命文学
地獄の囚人たち、ここは海の上の監獄「おい地獄さ行ぐんだで!」その一言から物語は始まる。その船は刺すように冷たい強い風が絶え間なく吹いてい...
あのとき始まったことのすべて
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人生を変えた一冊
はっきり言って、主人公とその彼女の恋愛事情は全然感情移入できないんだよなー。というか、したくないと思ってしまう。だめだと分かっていてその...
アバター
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現代の風刺画のような作品
流行の取り入れ私は山田悠介の作品を何作か読んだことがあるが、一番好きな作品がこのアバターである。タイトルにもある通り、この作品にはアバタ...
ロマンス小説の七日間
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好きだけれど、結婚はしないという選択肢の肯定
物語を書き換える今回は、三浦しをん著『ロマンス小説の七日間』(角川文庫)について考察する。この小説は主人公あかりが仕事で翻訳する英国中世...
風の又三郎
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未だに何だったのかわからない・・・
何回か読み直しましたが、やっぱりこのお話がよくわからず・・・。独特の世界観があり、文章自体は簡単で分かりやすいものの、そのまま読んでいる...
恋愛中毒
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悪い意味での女らしさ
恋は人を狂わせる本作のテーマはこれに尽きると思う。主人公の水無月は、離婚経験から恋愛はもうしないと決心しているが、タイトルからも察せられ...
哀しい予感
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家族と恋人を自らの手足で発掘した主人公
十代のはじめでも読みやすい小説『哀しい予感』を読んだのは、小学校高学年か中学生のはじめ頃だったと思う。児童文学では物足りないような気にな...
ゆめつげ
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複雑に絡まり合った糸を解くのは占い?
タイトルどおり、夢(白昼夢)が告げる占い能力を持った貧乏神社の神官とその弟が探偵役を務める、畠中恵さんの江戸時代小説の1つです。あいまい...
そこに僕はいた
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ミュージシャンらしい
辻仁成の青春を描いていく物語です。函館出身の作者らしく、静かで物思いに耽る風変わりな少年期を送っていきます。そして、そんな風変わりで内向...
アルプスの少女ハイジ
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おじいさんが好き
おばさんに連れられて、ハイジはおじいさんの山小屋へ来る→ペーターと一緒にヤギのお世話をしたり、アルプスの山でのびのび暮らす→おばさんがハ...
嘘つきアーニャの真っ赤な真実
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嘘つきアーニャの真っ赤な真実
作者が少女時代に過ごしたチェコのプラハにあるエリートの子息が通うソビエト学校で過ごした思い出と、その後各地へ散っていった旧友を訪ねていっ...
Goth 夜の章
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小説における殺す側と殺される側についての考察
暗黒系の犯人についての考察暗黒系における猟奇連続殺人事件では、若い女性たちが殺されています。夜も被害を受けています。本人は気が付いていま...
宵闇迫れば
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生きろ!
あの戦いの後・・・一人生き残った織絵。母を失ったことと追われる辛さに酒に溺れる日々。一方、虫の息のくノ一からわが娘のことを聞かされた静山...
日輪の遺産
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その死は無意味だったが、再生には必要なことだったのかもしれない
「後悔し続ける」ためだけに生きることを選択した一言でいうと「戦時下で最も弱い立場であった純真無垢な女学生が、秘密作戦遂行のため利用され、...
霧の旗
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あるひとりの女性の復讐の物語を特異なプロットの中で展開し、人間の心の中の闇を通して法の限界、裁判制度の矛盾を抉った松本清張の「霧の旗」
何度も映画化、TVドラマ化された松本清張の社会派推理小説「霧の旗」は、特異な女性の魅力を描いた復讐の物語だ。この復讐は、物語のオーソドック...
女たちは二度遊ぶ
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現代的な日常を切り取ったリアルな短編たち
主人公男性をもてあそぶかのような女性たち「女たちは二度遊ぶ」というタイトルの印象とは違って、ほとんどの物語の主人公は男性である。そしてそ...
パラサイト・イヴ
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ミトコンドリアにはDNAがある
ミトコンドリアが意思を持った別の生物で、人間が支配される…みたいな話です。映画化もされています。私は映画から観て、小説を読み、雰囲気の違...
後鳥羽伝説殺人事件
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浅見光彦、名探偵の原点
陽気な浅見の意外な過去浅見シリーズを、刊行された順に忠実に読んでいる人は感じない感情だと思うが、他作品を読んだ後にこの作品を読むと、浅見...