新潮社のおすすめ作品一覧
新潮社の代表作から最新作まで全2653作品を、人気の高い順に一覧表示しています。レビューンでは、感想と評価をもとにおすすめの作品をご紹介しています。
海峡の光
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読みやすい
辻仁成が芥川賞を受賞して、作家としての地位を確固なるものにした作品です。話は主人公が転職して刑務所の看守になり、そこでかつて自分をいじめ...
ウロボロス-警察ヲ裁クハ我ニアリ-
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後半、終わり方がなんとも。
各登場人物のキャラが立っていてよかった。主人公である龍崎イクオ、段野竜哉はもちろん、第二署の各登場人物や犯人までがしっかりキャラが立って...
風の又三郎
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未だに何だったのかわからない・・・
何回か読み直しましたが、やっぱりこのお話がよくわからず・・・。独特の世界観があり、文章自体は簡単で分かりやすいものの、そのまま読んでいる...
蟹工船・党生活者
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戦前の革命文学
地獄の囚人たち、ここは海の上の監獄「おい地獄さ行ぐんだで!」その一言から物語は始まる。その船は刺すように冷たい強い風が絶え間なく吹いてい...

- 作家
- フョードル・ドストエフスキー、他
白痴
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戦時下に生きる男と白痴の女
グダグダと始まる物語です。キチガイの男に、輪をかけて騒々しいその母親、そして会話もろくに成立しない白痴の妻。伊沢は家に逃げ込んできた白痴...
辺境・近境
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楽しい旅行記に村上春樹のターニングポイントが隠れていた!
ピークに近い前半、楽しい旅行記が我々を手招きする村上春樹はいくつかの旅行記を書いているが、私は『遠い太鼓』という作品が大好きだ。別の本な...
そこに僕はいた
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ミュージシャンらしい
辻仁成の青春を描いていく物語です。函館出身の作者らしく、静かで物思いに耽る風変わりな少年期を送っていきます。そして、そんな風変わりで内向...
飛ぶ夢をしばらく見ない
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若返っていく女性と中年男性との哀しいラブストーリー
衝撃的な出会いから始まった主人公である中年男性田浦は大腿骨骨折により入院していた。退屈な入院生活から一転、彼は近くを走る電車が脱線する予...
天と地の守り人 第3部
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ついに最終巻です。
あれだけ楽しみにしていた守り人シリーズもついに最終巻になりました。最終巻ということで、読み終えることになんとも言えないもの悲しさが残りま...
いつも彼らはどこかに
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小川洋子スタイル炸裂!表現力maxへの挑戦と一生文学活動の決意
作品の経緯、再読して楽しむための予備知識本作は2012年6月から2013年1月まで「新潮」に毎月1本ずつ連載された。掲載順は発表順のまま...
最後のレストラン
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毎回普通に流れていくだけなのに心はじんわり優しくなり
自分の人生の最後の日に食べるもの食事は人間の体をつくるもの。食べたモノでその人はできている。毎日何かしらを食べて、そこから栄養をもらって...
ねこのばば
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しゃばけシリーズ第三作目
前作から続き、しゃばけシリーズ第三作目「ねこのばば」です。今回も短編ものでテンポよく読めました。「茶巾たまご」、「花かんざし」、「ねこの...
天と地の守り人 第1部
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いよいよ最終章
いよいよ守り人シリーズの最終章となりました。バルサとチャグムの物語の合流点とでもいうべきでしょうか。本書を読む前に「蒼路の旅人」を読んで...
看守眼
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人間模様と推理を同時に楽しめる作品
看守眼三十八年の勤務のうち、二十九年間を留置場の看守として過ごした近藤。希望した理由は看守を心から望んでいたわけではなく刑事になる夢をあ...
ヘンゼルとグレーテル
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こんなに残酷だったの!?不思議な発見にも遭遇!!
子供の頃の記憶に印象になかった継母の存在!ヘンゼルとグレーテルは、私の大好きな童話の一つで、母に夜寝る前に読んでもらったり、自分で読んだ...
コレラの時代の愛
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道理を踏み抜く愛
諦めない、ということは果たして正しいことなのか。ましてや、人に愛される事を諦めないということは。一人の男の人生が、一人の女性を愛すること...
さがしもの
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本と私の個人的な交際の話
さがしもの巡り巡って、角田光代さんの『さがしもの』という本に出合った。本にまつわる幾つかの物語。読書家?と聞かれれば、「はい」とは答えら...
ヒグマ
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限りなく重く限りなく暗い物語たち
時間を感じる表装の本この本を図書館で借りたとき、その本の古さに驚いた。記入式のカードを差し込むポケットがついていたりという懐かしい古さも...
天鵞絨(びろうど)物語
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夫の恋を黙って見ていられますか
恋と憧れの境界線昭和の初め、戦争の足音がひたひたと聞こえるご時世でも、上流階級は結構のんきだったんだなぁというのが第一印象。この優雅で哀...
ニュータウンは黄昏れて
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日本の持ち家信仰の行方は…?
建物の劣化と資産価値あー、人も年を取るように、建物も老いていくんだわ。私の家の近所にも問題を抱えていそうな集合住宅らしきものがある。そこ...