ゲームの名は誘拐の評価
ゲームの名は誘拐の感想
エンタメ性高し
いかにも東野圭吾作品といった感じのミステリー小説。東野圭吾さんは、こういうトリック主体の物語を書くのが実にうまい。タイトルのネーミングセンスも良いなーと思う。それだけで引力があるタイトル。自分は映画の存在から原作を手に取ったクチなのだが、ミステリーのひとつとして楽しめた。仕事の関係で恨みを持つようになった男性がいて、その娘と一緒に、ゲーム感覚で狂言誘拐をくわだてる、というようなあらすじ。なんと言ってもみどころはラストのどんでん返しでしょう!しかし意外性の高さという点からしたら、どうなんだろう? なんだか妙に納得してしまうような流れでもある気がして、評価に悩むところ。
美しい
東野圭吾さんの作品はそこまで読んでないんですが、とても面白かったです。ストーリーがよくできていて男女の心理描写が好きです。私はこの作品を映画から知り小説へだったんですけど、小説は小説で面白いですね。全体的にシックなんだけどゲームをするかのような駆け引きもあるし。この手のリアルな人間描写が好きな方にはたまらないと思います。私がそうなんですがね(笑)この作品に出てくる人は艶やかなわけでもなく普通の人だからいいんですよね。日常なのに刺激的なのが。エロくはないんですが、なぜかエロく感じます。東野圭吾さんの作品って大人って感じでいいですよね。まあ結局恋愛を中心に書かれてますかね?恋愛小説だけでなく楽しめた作品でした!