アルゼンチンババアのあらすじ/作品解説

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アルゼンチンババア

4.104.10
文章力
4.35
ストーリー
4.00
キャラクター
4.10
設定
4.00
演出
3.85
感想数
2
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4

アルゼンチンババアの評価

総合評価
4.104.10
(2件)
文章力
4.354.35
ストーリー
4.004.00
キャラクター
4.104.10
設定
4.004.00
演出
3.853.85

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アルゼンチンババアの感想

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死と向き合って、新しい価値観を見つけよう!

淡々と感情表現に感じられる奥深さ母の死を体験した主人公、みつこの心情と回りの環境の変化を淡々と語っている物語。母の死という衝撃的な現実を、一歩引いて淡々と表現しているが、じわじわと心に響いてきます。人の死による悲しみ、苦しみなどを語る時には、どうしても感情的な表現や、訴えかける強い描き方が多いと思いますが、アルゼンチンババアのみつこは、死に立ち会った事で、母からの贈り物をもらったと表現しています。この本では、理由や原因を記さないで、なんとなくこう感じているという、みつこの独白でストーリーが展開していきますが、理由などわからなくても、読んでいるうちに、みつこの心に、読者はそっと寄り添う事になってしまうのです。そして、薄っぺらい話しにとどめているのではなく、実は奥深い作品だと思います。人が死ぬという事、曼荼羅に隠された父の重い、ユリさんの生きることのスタンス、残された者はどう生きて行けばい...この感想を読む

4.24.2
  • mayurinmayurin
  • 89view
  • 2123文字
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