空飛ぶ岩の評価
空飛ぶ岩の感想
タイトルからわくわく
いつもタイトルからしてわくわくさせてくれる作家さんです。空飛ぶ岩・・・岩が空を飛ぶの?!私は時代物はあまり読まなかったのですが、この方の時代物は時代物なのに古臭さがなくて、すんなり楽しめるのでシリーズで読んでいます。次々と起こる不思議な出来事と、それを解いていく過程の面白さにはまります。竜之介の風鳴の剣、全九朗との勝負・・・いつもハラハラします。そして今回は竜之介が捜し求める母の面影が関係しています。第四章の「秘剣敗れたり」では、考えてみたら確かに秘剣にも弱点があり、敗れたことに我が事ではないのにがっかりしました。魅力的な登場人物とストーリーです。