リアル鬼ごっこのあらすじ・作品解説
リアル鬼ごっこは2001年に刊行され著書山田悠介のデビュー作であり、また代表作でもある。 発行部数は200万部を突破し映画化までされた作品である。 30世紀、佐藤の姓を持つ者が500万人を超えた。自分勝手でわがまま、優柔不断で何一つ満足できない国王は突然、佐藤の姓を持つ者の大虐殺を決行する。 ルールはシンプルで王国兵士扮する鬼から逃げ切ることができれば生き残れる。7日間の期間が設定され毎日23時から24時までの1時間が鬼ごっこの時間となる。王様は100万人の鬼を設置しそれぞれに佐藤探知機なるゴーグルを配布し佐藤の姓を持つ者を識別させ、捕まえ処刑を実施していく。 主人公の佐藤翼は理不尽な現実をつきつけられ目の前で父や友人が次々と殺されていく。そんな中、翼は幼い頃に生き別れた妹を助けるために地獄と化した世界で奮闘する。 前代未聞のホラー小説であり、ストーリーは予想外の展開を見せ、読者を非日常の世界と誘う。
リアル鬼ごっこの評価
リアル鬼ごっこの感想
ホラーかと思いきや。
またもや娘につられて読みました。やっぱり理不尽ワールドですね、相変わらず。タイトルから、ホラーなのかと思いましたが(化け物に追い回されるような)ホラーではありませんでした。まず日本で王様がいるというのも無理があるのですが、この方の作品はいつも設定がありえないのでまたかという感じでなんとか受け入れてしまいます。今度は佐藤さんが理不尽に殺されます。ありえませんよね・・・。何から何までありえないので、読んでいると段々と虚しくなってきます。そしてお決まりの残酷な殺人ワールド。若い人にはうけているようですし、私も作品によってはこの作者の描写が好きなのですが・・・本書については褒めるところ無し。
最初は面白い!最後はおしい?!
今までにない発想で、結構ワクワクして読み始め、最初は期待を裏切らず息をつかせない展開で、物語の中に一緒に入ってしまうようなそんな感じでした。 一番思うのは、べたですが佐藤じゃなくてよかったと(笑) 私の友人には、佐藤がいるので頑張って逃げてくれ~とそんな気持ちまで出てきちゃいました。 最後がなんていうか、失速してしまうというか、この作者はおしいなあって他の小説みても思ってしまいます。 やっぱり、読者はホラーには「え~、まさかそんな~」みたいな展開を望んでる傾向があると思うのですが、この作品は「え~、あ~そ~」みたいに最後なっちゃいました。 ただ、設定やストーリーは斬新なので、読んでみる価値はあるなと思います。 佐藤さんは、気を付けて読んでくださいね・・・
タイトル
リアルな鬼ごっこ!リアル?どんな?って感じで、タイトルには引きつめる要素があり、「つかみ」はほぼ満点。若者に人気がありそうなタイトルかと思います。ボクは映画を見てから、この原作を読みました。正直、映画はめちゃめちゃ面白くなかったです。なので、原作はどのようなもんだと思い、読みました。結果...読まなければよかった。途中で断念しようかと10回は思いました。結局、主人公生き残るんかい!!んで「佐藤さん」という名前の人物がいる王様が支配している世界はわかりにくかった。設定が嫌い。愚痴ばっかり書き連ねましたが、いいところを1つあげるとするなら、タイトル。つまり、出落ち。
リアル鬼ごっこの登場キャラクター
佐藤愛
よみがな:さとうあい 年齢(作品時):主人公(兄)の3つ下 性別:女 国籍:日本 住まい:大阪 所属:漫画版では仁のレジスタンスチームに所属している。 特徴:母親の死後、叔父夫婦に 物語上での目的:佐藤姓の人を殺そうとする鬼から逃げる トラウマ:酒におぼれ暴力を奮う父親 元々の性格:明るい 鬼ごっこ開始後の性...