有頂天家族のあらすじ/作品解説

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小説レビュー数 3,320件

有頂天家族

4.384.38
文章力
4.13
ストーリー
4.50
キャラクター
4.75
設定
4.25
演出
3.75
感想数
4
読んだ人
9

有頂天家族の評価

総合評価
4.384.38
(4件)
文章力
4.134.13
ストーリー
4.504.50
キャラクター
4.754.75
設定
4.254.25
演出
3.753.75

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有頂天家族の感想

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こういうのが、もっと読みたい

ファンタジーの匙加減この作品は、大抵の場合、ファンタジー作品ということになると思うのだが、ファンタジーという分類も、今となってはSF同様に大項目でしかなく、新しく好みの作品を見つけるのは至難の業だ。そうなると、好きな作家の作品をラインで読むことが必然的に増えるわけだが、森見作品は期待を裏切らない。ハイファンタジーも悪くはないが、私は森見作品のファンタジー加減が大好きだ。可愛いモフモフが活躍するとなればなおのことだ。ファンタジーの中のリアルネット上ではスマホで読むのに適したようなライトテイストなファンタジーがランキングを独占しているし、そういう作品も楽しいけれど、どちらかというと、誰かが死んでもすぐ生き返ったり、攻撃を受けても痛そうじゃなかったりする作品よりは、本作のように、荒唐無稽な設定のはずなのに、キャラクターの一人がスネただけでハラハラしたり、父狸が鍋にされてしまったという過去が、...この感想を読む

4.54.5
  • STST
  • 62view
  • 1064文字
PICKUP

狸っていいね!

これ、面白い(笑) 狸VS人間VS天狗京都を舞台とした、狸と天狗と人間という不思議な組み合わせ人情味溢れるお話。狸と天狗だから人情味と言っていいかは別として、森見登美彦の独自のオタクじみた味のある文章から繰り広げられる、ほっこりとした面白ファンタジーです。毛玉達が発する「面白きことはよきことなり!」の言葉から様々なおかしな展開にストリーが発展していきます。スピード感もあり、落としどころ、しんみりする場面のバランスが絶妙にいい感じ。金曜クラブ、美しい弁天様、色ぼけ天狗とゆるゆるの狸たちが複雑にからみ合う人間模様?がなんだか懐かしいやら、肩の力が抜けるような「人生たいした問題なんてない」と思わせてくれる癒系作品。小説を読んだあとにアニメも見ましたが、イメージが具現化されてさらに面白かったです。続編が出ているので、次は愛らしい毛玉たちがどんな風に楽しませてくれるか期待しています。奇想天外のストリ...この感想を読む

4.04.0
  • maamaa
  • 16view
  • 547文字

とにかく読んで!

とにかく読んでほしい一冊です。文体は森見さん特有の高尚な文体ながら、書いてあるのは京都に住む「タヌキ」の話。森見さんの書くタヌキは、化けるのが大好き、いたずら大好き、そして登場人物、誰も彼もがまごうことなき阿呆です。物語の舞台は京都下鴨神社、糺ノ森。主人公(タヌキ)の矢三郎の父は、「金曜日倶楽部」にタヌキ鍋にされてしまいます。その偉大だった父は、タヌキの四兄弟に平等に能力をわけました。長男矢一郎には真面目さを、矢二郎には愉快さを、矢三郎には阿呆さを、そして矢四郎には臆病さを。その愛すべき「毛玉」たち家族の奮闘と、それをとりまくタヌキや奇想天外な天狗が関わってくる不思議ワールド全開の物語ながら、わいわいがやがやの話かと思えば、大どんでん返し、ホロリと泣ける家族の話も入っています。読んでいて思わずガッツポーズしてしまうシーンもあったりして、爽やかな読了感はピカイチです。森見さんの世界観は、...この感想を読む

4.54.5
  • momicmomic
  • 53view
  • 536文字

感想をもっと見る(4件)

有頂天家族の登場キャラクター

下鴨矢三郎

よみがな:しもがもやさぶろう

下鴨総一郎

よみがな:しもがもそういちろう

淀川長太郎

キャラをもっと見る(4件)

有頂天家族の名言

面白きことは良きことなり!

下鴨総一郎

主人公の死んだ父だが、まだ生きている時に自分の息子の次男の悩みを聞いていた。複雑な悩みだったがその悩みを父が解決すると言い、そのまま2人は悩みを忘れることにして、しこたま酒を呑んだ。その後すっかり酔っ払った2人は彼らのお気に入りの遊びをしながら次男に発した言葉。

今年も色々なことがあるだろうが、とりあえずみんなが生きており、とりあえず楽しければよいだろう。

下鴨矢三郎

初詣に来て、弁天に何を願うのかを問われ、主人公がひとりごちた言葉。

世に蔓延する悩み事は大きく二つに分けることができる。 一つはどうでもよいこと、もう一つはどうにもならぬことである。 そして、両者は苦しむだけ損であるという点で変わりはない。

下鴨矢三郎

主人公の兄の、様々な者の大小様々な悩みを適当に聞き流す有り様が、意外にも相談者に好評であると語る場面にて。 だから諦めろとも、頑張れともこの後の文章が続かないのが、押し付けがましくない。

名言をもっと見る(7件)

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