Sweet Blue Ageのあらすじ・作品解説
SweetBlueAgeは、「空の中」でブレイクした一般文芸からライトノベルまで幅広い層の支持を持つ「有川浩」、第132回直木賞受賞の「角田光代」、「坂木司」、「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」「少女には向かない職業」といった青春文学で席巻中の「桜庭一樹」R-18文学賞でデビューした「日向蓬」、小説新潮新人賞にて浅田次郎から絶賛された「三羽省吾」、日本ファンタジーノベル大賞出身の「森見登美彦」といった七人の作家が、甘くて憂鬱な「あのころ」の物語が収録されている。 「あの八月の」…夜の大学に忍び込み…。「クジラの彼」…遠距離恋愛…。「涙の匂い」…初恋…。「ニート・ニート・ニート」…出口がみえない…。「ホテルジューシー」…自由と絡まった心…。「辻斬のように」…彼女の中で…。「夜は短し歩けよ乙女」…底無しの酒量とちいさな勇気…。の七作品がつめ込まれているオムニバス小説である。 それぞれの書き手の個性も読みどころのひとつとなっている。
Sweet Blue Ageの評価
Sweet Blue Ageの感想
ときめく短編集
今をときめく人気の作家さんたちの短編集です。「あの八月の/角田光代」、「クジラの彼/有川浩」、「涙の匂い/日向蓮」、「ニート・ニート・ニート/三羽省吾」、「ホテルジューシー/坂木司」、「辻斬りのように/桜庭一樹」、「夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦」の7つの作品が収録されています。読んだことがある作品もありましたが、何度読んでもやっぱり好きだなあと再確認できました。大人の雰囲気でドキドキさせられるストーリーから中学生が主人公のストーリーまで、様々な青春の場面が揃っていてこの本だからこその楽しみ方だなあと。蜷川実花さんの美しい写真表紙もとても印象に残ります。