有頂天家族の登場人物/登場キャラクター

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小説レビュー数 3,368件

有頂天家族

4.304.30
文章力
4.10
ストーリー
4.40
キャラクター
4.60
設定
4.20
演出
3.80
感想数
5
読んだ人
10

有頂天家族の登場キャラクター

有頂天家族の登場キャラクターのページです。現在4件が登録されています。

下鴨矢三郎

よみがな:しもがもやさぶろう

下鴨総一郎

よみがな:しもがもそういちろう

朱硝子主人

淀川長太郎

有頂天家族の感想

森見登美彦のボキャブラリーを駆使した、古風で斬新な文体で魅了する「有頂天家族」

桓武天皇の御代、万葉の地をあとにして入来たる人々の造りあげたのが京都である------と、これはあくまで人間の見た歴史だ。狸に言わせれば、平家物語に出てきた武士、貴族、僧侶のうち、三分の一は狐で、三分の一は狸で、残り三分の一は狸が「一人二役」でこなしたのであるし、天狗に言わせれば、王城の地を覆う天界は、古来、彼らの縄張りであった------?!。森見登美彦の「有頂天家族」は、実に人を食った出だしの小説だ。京都には今も、人間と狸と天狗が「三つ巴」で暮らしているというのだ。いやあ、実に食えない、食えない。この作品は、あのジェントルでいけずで奇っ怪な「京都ホラ話」にして、時代を超えたラブ・コメディの傑作「夜は短し歩けよ乙女」で、人気が爆発した著者による長編小説だ。この作品でもまた、著者がテリトリーとする京都の街を舞台に、著者十八番の「偽電気ブラン」や「腐れ大学生」が登場し、怪しいキャラクターがぞろぞろ。な...この感想を読む

4.04.0
  • dreamerdreamer
  • 406view
  • 1094文字
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