SHADOW LADYのあらすじ・作品解説
SHADOWLADYは、週刊少年ジャンプにおいて、1995年から1996年に連載されていたSF漫画である。作者は桂正和であり、単行本は全3巻が発行されている。 小森アイミという主人公は、普段は内気な性格の少女であるが、夜になるとマジックシャドウという化粧を施すことでシャドウレディに変身する。シャドウレディになることで、普段の内気な性格を払拭して、混沌とした街を駆け巡りながら怪盗として活動する。しかし、小森アイミの状態の時に、暴漢に襲われ、シャドウレディを更生するためにやってきた本田ブライトという刑事に助けられることでアイミはブライトに恋をすることに。魔界からやってきた相棒のデモや、ライバルのスパークガールの細川ライムなども登場し、魔界からやってきた魔界警察や魔人との闘いなど、アクションシーンも織り交ぜながら、シャドウレディの活躍を軽快に描いている。 また、同作品はVジャンプで読切作品として掲載されていた。
SHADOW LADYの評価
SHADOW LADYの感想
桂正和描く最高の変身ヒロイン
ラブコメ&変身ヒーロークリエイター・桂正和『I"s』、『電影少女』、『ZETMAN』、またはアニメ『TIGER & BUNNY』のキャラクターデザインで知られる桂正和のイラストを、全く見たことがない読者は少ないだろう。1981年のデビュー以来、第一線で活躍し続ける桂正和は、漫画家という枠にとらわれず多方面でその才能を発揮している。漫画の他に、鳥山明とのコラボレーション短編や『牙狼 -紅蓮ノ月』のキャラクターデザインを担当するなど、著名な作品・クリエイターと接点が多いのも、その実力が評価されている故だろう。桂正和は、特にラブコメと変身ヒーローにおいて他の漫画家の追随を許さない。『I"s』は週刊少年ジャンプにおけるラブコメの立ち位置を確約した作品であるし(『いちご100パーセント』や『TOLOVEる』も『I"s』の後の連載である)、第一部が連載終了した『ZETMAN』は主人公・ジンと高雅がそれぞれZET、アルファスという変身ヒーロ...この感想を読む