ボクを包む月の光―ぼく地球 次世代編 のあらすじ・作品解説
ボクを包む月の光―ぼく地球次世代編は2003年から「別冊花とゆめ」で連載された日渡早紀による作品である。本作品は1987年から7年間、同雑誌で連載されていた「ぼくの地球を守って」の続編である。 物語は「ぼく地球」から16年後の世界で、「ぼく地球」の主人公である坂口亜梨子と小林輪の間に産まれた息子の蓮が主人公。蓮は両親が超能力を使えるため、その事を友達にしゃべってしまうが信じてもらえず、嘘つき呼ばわりされている。唯一理解してくれるのは、薬師丸未来路の娘で超能力を使える日路子である。ある日、蓮が悪霊に襲われて意識を失うが、両親の前世であり今は地球の大気となっている紫苑と木蓮に助けてもらい、それと同時に超能力に目覚めてしまう。紫苑と木蓮を自分を守る守護天使だと思った蓮は、守護天使や両親の謎を知るために行動するようになる。 「ぼく地球」の前世を持つ主要人物達も登場している。錦織一成はヘアデザイナーになって国生桜と結婚しており、小椋迅八は考古学者に、土橋大介は言語学者に、笠間春彦は作家になっている。
ボクを包む月の光―ぼく地球 次世代編 の評価
ボクを包む月の光―ぼく地球 次世代編 の感想
前作が好きだった人に。
「ぼくの地球を守って」という作品の続編的な作品になります。前作の主人公、ありすと輪の子供が主人公という設定です。子供が主人公ということで、前作の月基地がどうとかという話はほとんど出てきませんが、超能力などのSF的要素も含まれておりそういう話が好きな方には受け入れられるかなぁと思います。ただし、前作の話がかなり深くかかわってますので基本的には前作を読んだ方が楽しむ感じになるのかなと思います。私は前作が大好きだったので楽しく読むことが出来ました。1巻ではそこまで大きな事件は起こりませんがだんだんと大きな事件に発展していきますので今後の展開がとても楽しみな作品だと思います。
SFっぽくて面白かったです。
「ぼくの地球を守って」の続編的な作品であり、主要主人公の子供達の物語になります。前作の主人公達の大人になった姿を見ることが出来るというだけで、前作好きの私としては嬉しい限りですが、近作は子供達が主役なので、一部のキャラクターの出演は少ないです。結構オカルトチックというか、超能力などSFっポイ所がありますが、難しい単語を使っているわけではないので、すんなりと読み勧める事が出来ます。前作で悲しい結果に終わった過去の人たちが、今作では幸せそうにしているので、前作が好きだった、前世とかSF系が好き、と言う人にオススメできる漫画です。恋愛要素より、日常のストーリーが多いので、恋愛を求めている人は注意してください。