EREMENTAR GERADのあらすじ/作品解説

EREMENTAR GERADのあらすじ・作品解説

EREMENTAR GERAD（エレメンタルジェレイド）は、2002年～2009年まで月刊コミックブレイドで連載されていた東まゆみ原作の日本の漫画。コミックスは全18巻。天空に浮かぶ島々と、それを巡る「空賊」という空の盗賊団が存在する世界・ガーディアを舞台に、空賊団の一つ紅山猫（レッドリンクス）に所属する少年・クーことクード＝ヴァン＝ジルエットと、クーが見つけた棺に眠っていた少女・レンことレヴェリー＝メザーランスが出会ったことをきっかけに、仲間達と共に伝説の地・エディルガーデンを求めて旅に出る冒険ファンジー漫画。 2005年には「エレメンタルジェレイド」としてテレビ東京系列でテレビアニメ化された他、ゲームボーイアドバンス（「エレメンタルジェレイド～封印されし謳～」2005年）やプレイステーション2（「エレメンタルジェレイド -纏え、翠風の剣-」2006年）など、複数の媒体でゲーム化もされている。

EREMENTAR GERADの評価

総合評価: 4.254.25; (2件)

画力: 4.754.75

ストーリー: 4.004.00

キャラクター: 4.004.00

設定: 3.753.75

演出: 4.254.25

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EREMENTAR GERADの感想

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スクエニ女性作家の中では突出している東まゆみのオリジナル長編

美しいだけではない　”動く”キャラクターの魅力ガンガンがかつての隔週発刊から月刊に移行していった時代、ガンガンの連載陣には女性作家が多かった。『幻想大陸』の夜麻みゆき、『ＰＯＮとキマイラ』の浅野りん、『浪漫倶楽部』の天野こずえなど、それぞれが個性を持ったタッチと持ち味を活かした漫画を描き、それぞれに人気があった。ガンガンを始めとする当時エニックスの漫画作品は、学園ものと恋愛ものばかりの少女漫画に飽きた少女たちの世界を広げるのにふさわしいキュートでファンタジックな作品ばかりで、繊細かつ美しい作画が少女たちの心を引き付けてやまなかった。東まゆみも、その一人だ。だが東まゆみは、前述した作家たちとは毛色が違った。東まゆみは、女性的な作画の美しさと丹念なストーリーラインの構成力、そして華のあるアクションシーンで魅せる、スクエニ作家でも指折りのバトル・アクション漫画の描き手だったのだ。現在でこそ荒...この感想を読む

3.53.5

すらり
2016/02/04

277view
2291文字

PICKUP

迫力ある戦闘、2個1の特殊能力もの

冒険もの、2個1の特殊能力もの、好みのキャラクター、迫力、描きこまれた絵。どれをとっても自分好みの作品です。アニメにもなっていました。主人公は空賊団に所属するクード＝ヴァン＝ジルエット。真っ直ぐ素直で熱い奴。無鉄砲で短気の暴れん坊。ついでに頭もあまりよろしいタイプではなさそう。若干、齢15の少年。いつものようにお宝を奪ったあとのこと、宝物庫が開いていたため、中に入ってみると、今日の戦利品を発見。古くて大きな箱に何が入っているのか、と開けてみると、入っていたのはなんと女の子だった。女の子は「エディルガーデンに行く」と言う。その頃、エディルレイド保護協会、アークエイルから来たものが艇に侵入。その女の子を渡せと言う…。この女の子、レヴェリー＝メザーランスが超可愛いです。私の好みドストライクです。クーデレ好きにはたまらないです。確固とした強い意志の持ち主で、中々、その意志を曲げることはありません。...この感想を読む

5.05.0