神去なあなあ日常のあらすじ/作品解説

何事もなあなあです

ひょんなことから林業の仕事に携わることになった都会育ちの勇気。都会とは時間の流れ方も人との関わり方も全然違い、勇気が山奥の村でやっていくことができるのか興味がわきました。林業というのは、私にとっても何も知らない関わりのない世界だけれどその分、勇気の目線で見た神去にすっと入ることができました。知らない林業の仕事も著者のしをんさんの手にかかるとなんと楽しく魅力的！に読むことができるのかと感動しました。「なあなあ」とは、「ゆっくり行こう。まぁ落ち着きな」ってニュアンスだそう。登場人物も個性豊かで、とても楽しみながら読むことができました。映画化されるそうで、楽しみです。