ユダヤ人の歴史のあらすじ・作品解説
ユダヤ人の歴史は、いにしえの時代から世界を股にかけて席巻し、多大な力と影響を世界中に与え続けるユダヤ人達の歴史を、平易にかりやすく解説した入門書である。この作品では、ユダヤ人が彼らであるべき三千年の歴史に迫り、彼らが国を失った経緯、ユダヤ人の起源や文化等をわかりやすく読み取ることが出来る。そしてこれらの図解からは、ユダヤ人達と私達との関わりの上で欠かすことのできない、古代から現代の世界中のユダヤ人を取り巻く状況や変遷などを、誰でもわかりやすく簡潔に理解することが出来る。 本書はユダヤ人を知る上で基本となる、多くの年譜や図表や図版、そして索引等も豊富に収録されており、英語版の原本はオックスフォード大学出版局の叢書としても指定されている良書である。 この本の著者は、ユダヤ人研究の第一人者であり、ユダヤ教神学院教授であるジェインドリン・レイモンドである。この本の訳を手がけたのは、出版コンサルタントンの入江規夫である。
ユダヤ人の歴史の評価
ユダヤ人の歴史の感想
アブラハムから始まり、キリストまで
ユダヤ教はアブラハムから始まりヤコブからユダ、キリストなどという感じで子孫繁栄して来ていますが、古代の教えと今の教えが、つまり聖書の中身がほぼ同じなことには驚きました。旧約聖書のみが彼らの聖書で)新約聖書では彼らのものではなくカトリックのものだという違いも知らずにいました。彼らはかなり古い時代から文化があったものと見られ、バビロンの塔からエジプト、シリアなどの関係性も注目できます。彼らの主張はユダヤは選ばれた民であり、神の名前は砂漠の神エホバですアブラハムはエホバの友ですがたの見えないエホバと唯一会話ができたとのことです。いやユダヤの歴史もずいぶん深そうです。