007 スカイフォールの評価
007 スカイフォールの感想
シリーズを格上げした作品
オープニング史に残るオープニング007シリーズといえば、オープニング・タイトルの格好よさも重要な要素ですが、毎回趣向が凝らされているのはいうまでもありませんが、スカイフォールのオープンニングは、それだけで1800円の価値があります。私だけでなく、劇場で観た方の多くが、鳥肌がたったのではないでしょうか。アデルの声量たっぷりでハスキーな迫力のある歌声と、本編にもみられる潔癖さすら感じるほどに徹底されたシンメトリーな映像はもちろんのこと、色調も青がベース中、ポイントで赤やオレンジを使っていて、これはただただ美しいと言わざるおえません。また、死を連想させる全体の作りも、ダニエル・クレイグの持つシリアスなキャラクターと合っていてオープニングだけで何度でもみれる完成度です。悪役が強烈ハビエル・バルデムは「ノーカントリー」での殺し屋役で超人的な恐ろしさを演じ、大きなインパクトを与え数々の賞を受賞しましたが、...この感想を読む
憂いのボンドの謎が明らかに
ダニエル・クレイグ版の007、評判があまり良くないと噂に聞きましたが、この作品は3部作の最後の作品で一番評価されているとか。たしかに、他2作品と比べるとアクションシーンの多さは同じくらいですが単調さを感じさせず、人物描写に深みが感じられました。また、これまでとは異なる、「憂い」という要素が売りのダニエル・クレイグ版ボンドなのですが、シリーズしめくくりはボンドの「憂い」が何に由来して身についたものなのか、というところを描いて収束させている点が、(失礼ですが)意外とちゃんと作られているんだと思いました。ボンドガールとの絡みのシーンも少ないし、対峙する敵に関してもシリアスに描いていて、他とは一線画すつもりで作った意気込みを感じさせます。らしくないと言えばらしくない気もしますが。。昔ながらの雰囲気を好むファンもいるでしょうから、そのへんのさじ加減は難しいかもしれないですね。個人的には「名物シリ...この感想を読む
アカデミー監督ですが、007のお約束は残っていました
007シリーズ23作目の映画です。内容は、MI6に恨みを持つ元エージェントとの闘いです。おなじみのボンドカー・ボンドガールもしっかりと配置され、観ているだけで楽しい、ワクワクアクション映画です。注目は、MI6のビルが吹っ飛ばされて、次回からはどうなるのかと新たな楽しみがあります。また、秘密兵器開発担当のQは爺さんから、若返りして青2歳のオタクにいちゃんとなりました。監督のサム・メンデスは、アカデミー受賞歴があり、007の無意味な格闘シーンや爆破シーンがなくなるのでは心配されていましたが、しっかりと残っていたのを映画館でみたときには安心しました。やっぱり007には、無意味なシーンが必要なんです。
007 スカイフォールの登場キャラクター
ティアゴ・ロドリゲス
ニックネーム:ラウル・シルヴァ 身長:181cm 性別:男性 所属:現サイバーテロリスト・元MI6 性格:残忍で冷酷 特徴:青酸カリの影響で常時入れ歯をした金髪の長身白人男性 物語上での目的:自分を引き渡したMに対する復讐 最期:物語終盤でシルヴァはMに銃を突きつけ、共に死のうと図るが、駆けつけたボンドにナイフ...
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