ジャーヘッドのあらすじ・作品解説
ジャーヘッドは、原作アンソニー・スオフォードの湾岸戦争体験記をサム・メンデス監督により映画化したものである。原作はニューヨーク・タイムズにて戦争文学の最高峰とされ、ベストセラーを記録した。一兵士の視点を重視している作品であり、これまでの戦争映画とは変わった作品である。 キャストに「デイ・アフター・トゥモロー」のジェイク・ギレンホール、「フライトプラン」のピーター・サースガードを起用し、オスカー俳優のジェイミー・フォックス、クリス・クーパーが脇を固めている。アメリカで2005年11月4日、日本で2006年2月11日に劇場公開された。 1989年、18歳のアンソニーは海兵隊員である父親と同じ道を進むため、海兵隊員に志願する。海兵隊入隊後は、過酷な訓練に耐えやっとの思いで第7海兵連隊第2大隊司令部中隊付きSTAの前哨狙撃兵として湾岸戦争のためにサウジアラビアへ派遣されるが、アンソニーを待ち受けていたのは、訓練と待機する日々であった。
ジャーヘッドの評価
ジャーヘッドの感想
新米スナイパーの湾岸戦争
実際に湾岸戦争へ従軍した経験のある兵士の告白本をもとに、サム・メンデス監督によって映像化された戦争映画ですが、切り口が斬新で、ちょっとシュールさも漂う雰囲気の作品となっています。これが現代の戦争の本当のリアルなのかも知れません。待機期間が長すぎ、退屈している兵士達の下品でくだらない会話も多いですが、荒涼とした砂漠の風景や燃え上がるいくつもの油田など、非現実的ながらも景色が綺麗で見応えがありました。訓練に訓練を重ねた主人公達にあえて戦闘で一発も撃たせなかったのは、ある意味作り手のセンスを感じ、またテーマ性やメッセージのようなものも感じられました。しかし押し付けがましい感じでもなく、全体的に笑えるシーンも多いので気楽に観ることができました。
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