ソラニンのあらすじ/作品解説

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映画レビュー数 5,784件

ソラニン

4.074.07
映像
3.93
脚本
4.07
キャスト
4.50
音楽
4.71
演出
3.71
感想数
7
観た人
11

ソラニンのあらすじ・作品解説

浅野いにおによる漫画作品を実写化した映画である。 デザイン事務所でアルバイトをしている種田成男は大学時代のバンド仲間である加藤、ビリーと定期的にスタジオに入り細々とだが音楽活動を続けていた。成男の同棲相手である井上芽衣子は、将来に対する不平不満から社会人2年目にして会社を辞めてしまう。 先の見えない生活を互いに励ましあいながらも生きていく成男と芽衣子。成男の諦め掛けていたバンドへの熱も芽衣子の「バンドをやってほしい」という言葉で再加熱し、その勢いで新曲「ソラニン」をレコーディングする。 しかし、そのデモテープをレコード会社に送るも納得した返事は得られずにそれまでの生活に戻っていたのだが、突如交通事故で成男は他界してしまう。悲しみに暮れながらも芽衣子は成男の存在を証明するべく、ギターを手にし加藤達とともに演奏するのであった。 主題歌にはASIAN KUNG-FU GENERATIONが原作で歌詞だけできていた曲(タイトル同名)にメロディをつけて提供しているのも注目したい。

ソラニンの評価

総合評価
4.074.07
(7件)
映像
3.933.93
脚本
4.074.07
キャスト
4.504.50
音楽
4.714.71
演出
3.713.71

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ソラニンの感想

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豪華メンツの織りなす王道青春映画

あらゆる層にヒットするストライクゾーンの広さ宮崎あおい、高良健吾という今をときめく豪華俳優がカップル役を演じた本作、原作は同名の二巻完結の漫画で、作者は浅野いにおさんという、サブカル好きの間では有名で多大な人気を誇る漫画家さんです。脇役の加藤の役にサンボマスターの近藤さんを起用したのは、楽器ができて(プロですので当然ですが)風貌が似ているだけでなく、サブカル層の客層をより引き込み、かつ本作と原作を知らない人に触れてもらえればという思いもあったのかもしれませんね。誰もが知っている俳優陣に、主題歌や作中の楽曲提供もASIAN KUNG-FU GENERATIONと人気グループで固め、王道なテーマと全体の設定に関しては、ツタヤなどで見かけた際には本作を知らずとも手に取りたくなるようなストライクゾーンの広さを見せています。原作ファンの目にどう映るか人気の漫画原作とあって、一番着目されるのはこの点なのかなと思います。実は...この感想を読む

3.53.5
  • Shinji AsadaShinji Asada
  • 103view
  • 2205文字
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ソラニンの登場キャラクター

種田成夫

よみがな:たねだなるお

井上芽衣子

小谷アイ

ソラニンの名言

例えばゆるい幸せがだらっと続いたとする きっと悪い種が芽を出して もうさよならなんだ

種田成夫

種田が作った楽曲の歌詞。 最後に宮崎あおい演じる芽衣子が唄いあげるシーンは鳥肌もの。

悩んでる間は物事は何も進まないよ。 そもそも人の悩みなんて、いくら考えても答えは無いんだから。

小谷アイ

主人公、芽衣子が悩んでる時に親友の小谷アイが言うセリフ。これにより芽衣子は救われる。

花火はあんなに綺麗だけど、火薬で人を殺すことだってできるんだ。平和な日本でみんなで花火を見てる。あたり前のことだけど、奇跡的に幸せな瞬間なのかもな

種田成夫

自分のCDの完成と成功を祝って花火をしていた時にぼそっというセリフ

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