グーグーだって猫であるの評価
グーグーだって猫であるの感想
眠たくなりました
途中で寝てしまうかと思うような映画でした。半分意識が飛びそうになりながら観ていると、「あ…ここは好きだなぁ…」というシーンが見つかったり、面白いような面白くないような不思議な感じでした。何かしながらまったり観れる、ゆるい感じの映画です。そこが好きです。何にもしないで、観るぞ!!って観ると、だいぶしんどいと思います。だらだら何かしながら、独りで観ると良いと思います。誰かと一緒に観れる作品じゃない気がします。間が持たない気がします。猫が可愛くて、猫好きはそれだけ楽しんで終わる感じです。猫好きの方は観てみるのも良いんじゃないかなと思います。
二匹目の猫はいいですねえ、、
愛猫の死を経験したひとなら共感できることだと思う。二匹目の猫は前の猫の分まで愛されるからいいね、というせりふがあって、すごく共感した。ただの猫映画に終わらないところがすごくいい。大人が見るための映画だなって思った。俳優・女優も結構、有名なひとが出ている。演技もしっかりしているから見ごたえはたしかにある。やりたいだけじゃん!の上野樹里がかわいかった。死んだ猫はすごいファンタジックな感じで登場する。この演出はすごい気に入った。でも一回見たらもういいかなってかんじ。なんでかはわからないけど、時間をおいたとしても、何回もみたくなるような映画ではないかな。
現実感の中に放り込まれた、非現実シーン
あんなにかわいい子猫が出てきて、恋愛も仕事もうまい具合に絡んでいく。特に恋愛は若いキャピキャピとした感じではなく、大人の恋愛だから見ていてとても気持ちいい。麻子にふりかかったアクシデントは不幸だけど、見ている側にとって微笑ましいエピソードも含まれていた。要素としては好きなばかりが詰まっていたのだけど、興ざめしてしまったのが、サバとの再会シーン。語っている内容はとてもいいことだが、ちょっと現実離れし過ぎているというか。他のシーンがとても現実的でよかっただけに、あのシーンだけが浮いてしまった印象。語っている内容だけ考えると、ただの猫がかわいかった映画の領域を出ているので、もう少し工夫がほしかった。