夜のピクニックの評価
夜のピクニックの感想
青春とは
夏の朝靄にぴったり!ザ・青春ムービー!実際に存在する行事「歩行祭」何回でも見れますね。「ザ・青春ムービー」という感じで、公開当時は2004年と10年以上前になりますがそれでもなお私の中でこの青春映画を超えたとはありません。夏の深夜2時ころから見始めて、鑑賞が終わる朝方4時に窓の外を見てみると少し青ざめいた夏の朝がやってくるといった状況でみると、「さあ青春するぞ」とこちらまで言ってしましそうな雰囲気になります。思春期の男女の微妙な気持ち青春といいながらもしかし複雑な映画ではあるのです。異母兄妹を取り上げることでこの作品の土台が出来上がります。この映画を見た当時、私は中学2年生でした。「異母兄妹って?」みたいな。そこがまたいいんですよね。中学2年生にとっては不倫だ浮気だって現実世界に存在するものではないと思ってるので母親が異なる兄妹がいることなんて派生すらしないのです。なので衝撃を受けまし...この感想を読む
ピクニックというよりはマラソン
「夜のピクニック」を視聴した感想です。この作品は、「歩行祭」という、1日を通して歩き続けるという学校の年中行事の中で、登場人物達の揺れ動く気持ちに焦点を当てた青春映画です。ドロドロしたシーンや眉をひそめたくなるようなシーンは一切無く、思春期の高校生達のきれいな一面を切り取ったかのような印象を持ちました。スポーツの行事の話ですが、全体的に叙情的で、詩的な雰囲気があったと思います。また、高校生達のさわやかさや、かわいらしい雰囲気もありました。岩井俊二監督の「花とアリス」に雰囲気的には似ていると思います。花とアリスほど、女の子達の世界で完結はしていませんが、全体に流れるかわいらしい雰囲気は、近いものがあると思いました。ただ、花とアリスと大きく違うのは、女の子の描き方ですよね。花とアリスでは、オフショットのような映像で、「普段のありのままの姿」というような体で、女の子同士の雑談を撮っているのが...この感想を読む
淡々とした中から何を感じ取れるか
基本的に思春期の学生を描いた作品は好きだ。特に、大きな事件や出来事を追うのではなく、心情を探る作品は今まで好んで見てきた。本作はその最たる作品だけど、馴染めなかった。なかなか読めない心情だけでなく、あまり変わり映えのしない景色に飽きてしまった。ポイントとなるのが順弥の存在だけど、それもあまりパンチがないので淡々とした印象。ナビゲートDVDの「ピクニックの準備」から見たけれど、それでも深みを感じることができなかった。けれどこの映画を勧めてくれた映画好きの友人はかなりのお気に入りらしく、この作品をきっかけに、多部未華子さんの作品を見るようになったと話していた。好き嫌いが分かれる作品なのかもしれない。
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