卒業のあらすじ・作品解説
「卒業」は、1967年に公開されたアメリカ映画で、日本では1968年に公開されている。 英語のタイトルは"The Graduate"で、ダスティン・ホフマン演じる大学生が、故郷に帰って、幼馴染のエレーンとその母のミセス・ロビンソンとの間の三角関係に悩み、成長する青春模様を描いている。エレーン役はキャサリン・ロス、ミセス・ロビンソン役はアン・バンクロフトが演じており、ダスティン・ホフマンはこの作品でゴールデン・グローブ賞新人賞を受賞している。 音楽は、サイモンとガーファンクルのポール・サイモンが担当したが、締切までに作曲が間に合わず、テンポラリーに使われていた「サウンド・オブ・サイレンス」と「スカボロー・フェアー」がスタッフに気に入られ、そのまま映画に使われるようになったという経緯がある。 この作品は、2000年から2002年にかけて、ブロードウェイの舞台でも上演され、キャスリーン・ターナーがミセス・ロビンソン役を熱演している。
卒業の評価
卒業の感想
そんなにいいのかこの映画
この映画は名作だと言われていますが、最後の結婚式場から花嫁を奪略するシーンが印象的なだけで、どこがいいのかよく分かりません。サイモン&ガーファンクルの音楽は確かにいいのですが、主人公のベンジャミンにしょっぱなからイライラして仕方ありません。ミセス・ロビンソンは魅力的だけど、なんでこんな面倒な男がいいのか全く分かりません。アメリカン・ニュー・シネマがどうもあまりしっくりこなくて、ほとんどこのジャンルには手を出していないのですが、やはりこの映画も、他の映画と同様苦手な部類です。アン・バンクロフトはさすがだなと思いますし、ダスティン・ホフマンもいいんですけどね。でもダスティン・ホフマンは「レインマン」とほとんど変わらない感じがします。
最後のシーンに憧れ。
映画『卒業』は、ダスティン・ホフマンのさえない男っぷりにモヤモヤします。そんなモヤモヤを、サイモン&ガーファンクルの誰もが知っている名曲がふんだんに使われて、逆に、とても印象深いシーンへと変わるので、見ていて面白いです。そして、なんといっても、この作品は、最後のシーンがとーっても有名です。ウェディングドレス姿の印象的なシーンは、一度は、見るべきだと思います。見ることことによって、ある有名なドラマのあのシーンがますます、楽しくなること間違いなしです。そして、この最後のシーンに少し、憧れてしまうのはなぜでしょう。実際に起こったら、大変なことなのですけども。補足。原作本では、なんと、その後が描かれたらしいです。(最近発売されたとか。気になるかも)