完璧な人はいない
オズグッド・フィールディング3世
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『お熱いのがお好き』は、1959年にアメリカで制作されたコメディ映画である。マリリン・モンローが主演を務め、アカデミー賞をはじめ、様々な賞を受賞するなど非常に高い評価を受けている。30年代ギャング映画のパロディを根幹としながら、女装によって巻き起こる“成り澄ましコメディ”を描いている。 禁酒法が定められていた時代のシカゴ。ギャングが人を殺しているところ目撃したため、ギャングに追われるサックス奏者のジョーとベース奏者のジェリーは、シカゴから逃げ出すために仕事を探すが、団員を募集していたのはフロリダに向かう全員女性の楽団だけだった。女装してジョセフィン、ダフネとなって女性楽団にもぐりこんだ二人は、その楽団の女性歌手でウクレレ奏者のシュガーに恋をしてしまう。シカゴからフロリダへ、ギャングの手からうまく逃げたように見えた二人だが、彼らが滞在するホテルにギャングの別名団体である「イタリアオペラ愛好会」が訪れるのだった。
英語タイトルはSOME LIKE IT HOT「お熱いのがお好き」だからこの日本語タイトルもまあ遊び心がある感じでいいかなあと思います。この映画のネタ的にはちょっとアニメ風なところもあるんですよね。殺戮現場目撃してしまってその悪いヤツラから逃れるために逃げ込んだ職場が女だらけの音楽隊みたいなところだったというのが何かもうはちゃめちゃぶりを予感させてこの逃げ込んだ段階で既にはしゃいでしまいました。主人公の男達のルックスも悪くないのでひょっとしたらと思いました。ちょっとばかり恋が始まる予感さえさせてくれましたよ。50年代でこんなノリの作品を作ってしまったとはアメリカは昔からエンターテインメント精神が発達していたんだなあと思わせられました。プロデューサーでもあるビリー・ジョエル監督がヨーロッパなどに住んで華やかな生活などもしていたからかなあとも思っていましたがナチスに身内が殺されたりとか結構...この感想を読む
オズグッド・フィールディング3世
惚れ込んだ女性ダフネに実は自分は男なんだと告げられ、オズグッドが返す言葉。 笑いを誘う、味わい深い名言。