キングダム・オブ・ヘブンのあらすじ/作品解説

作品トップ
評価
感想
キャラクター
名言

キングダム・オブ・ヘブンのあらすじ・作品解説

キングダム・オブ・ヘブンは２００５年に製作されたスペクタクル映画である。１２世紀のフランス、妻子を失い悲しみに暮れる若き鍛冶屋の青年バリアン。その彼の前に領主で偉大なる騎士ゴットフリーが現れ彼が父親だということを知る。そこでゴットフリーはバリアンにキリスト教徒イスラム教が共存する王国エルサレムを守るため十字軍に参加するよう要請する。長い旅路の果てバリアンはたくましく成長し幾多の困難を乗り越え、ついにエルサレム王国にたどり着く。エルサレム王と謁見したバリアンはその高い志と平和主義に感銘を覚え彼に忠誠を誓うこととなる。時のエルサレムはキリスト教徒であるエルサレム王ボードワン４世とイスラム教徒の指導者サラディン両者により平和は一時的に保たれていた。だが宮廷内では権力争いが激しさを増しエルサレム王を支える軍事顧問のティベリアスと王女シビラを妻にもつテンプル騎士団の騎士ギーはイスラム教徒に対する軍事攻撃の可否を巡って対立しあう。

キングダム・オブ・ヘブンの評価

総合評価: 4.004.00; (1件)

映像: 5.005.00

脚本: 4.004.00

キャスト: 4.004.00

音楽: 4.004.00

演出: 4.004.00

評価分布をもっと見る

キングダム・オブ・ヘブンの感想

投稿する

エルサレムを巡る争い

エルサレムをめぐる長い戦いの歴史の中で、イスラム勢力がエルサレムを奪還したヒッティーンの戦いの後、エルサレム落城に際して指揮を執ったバリアンを主人公にした物語です。一応エルサレムの攻防などにかんしては史実ですがそれ以外の多くの部分はフィクションです。ディレクターズ・カット版は劇場公開では描かれなかった設定などが入っています。映像が綺麗で、よく高級テレビの比較デモンストレーションに使われたりしていたほどです。ブルーレイで見る価値がある映画だと言えるでしょう。ただ残念な所として、肝心のエルサレム落城に関しては、もう少し全体像が少々解りづらいような気がしました。

4.04.0