ナショナル・トレジャーのあらすじ・作品解説
ナショナル・トレジャーは2005年公開のアクションアドベンチャー映画である。 歴史学者でトレジャーハントのベンジャミン・ゲイツはテンプル騎士団の秘宝の秘密を追い求める家系の末裔である。 その秘宝は4000年の歴史を持ちフリーメーソンにより守られてきたお宝であるがアメリカの独立戦争が激化するさなかに忽然と消息を絶つ。秘宝が眠る場所には「全能のの眼と未完成のピラミッド」のマークがしるされており「秘密はシャーロットとともに眠る」というキーワードをもとに相棒であるハッカーのライーリーやトレジャーハントの出資者であるイアンとともに謎に迫り秘密はアメリカ独立宣言書に隠されていると突き止める。イアンは独立宣言書を盗め出すことを提案するがこれを拒否。その後イアンから宣言書を守るべく公文書館の責任者で博士のアビゲイルに危険を告げるが信じてもらえない。そこでゲイツは自身で宣言書を盗み出そうと決意し成功する。 宣言書の中に隠された謎を解きテンプル騎士団の秘宝を探し出す映画である。
ナショナル・トレジャーの評価
ナショナル・トレジャーの感想
まさに宝さがしといった映画
武力VS頭脳の攻防「独立宣言書」を武力戦で狙うイアンに対し、頭脳戦で狙うベンの攻め方の違いに注目です。警備員の身分証を偽造したり、監視カメラの映像を前もって盗撮していたりとベンの方は手が込んでいます。一方武力行使のイアンですが、監視カメラの映像を偽造するのはベンと同じですが、指紋認証を突破するために警備員を襲って指紋認証をクリアしたり、ドアも機械で無理やりこじ開けようとします。警備員を襲ってしまっているので、いくら監視カメラの映像を偽造しても時間稼ぎにしかならず、FBIにも乗り込まれてしまい、あと一歩のところでベンに先を越されてしまいます。しかし、さすが武力戦だけあって銃を撃つのには迷いがなく、ベンをみつけるとすぐ撃ってきます。「独立宣言書」を盗み出すところで一番の好きなシーンは売店のシーンです。レプリカを万引きしようとしていると思われたベンは、結局本物を1本35ドルで買うことになりましたが...この感想を読む
身近がいい
物語設定も面白く、登場人物それぞれがよく頑張っていると思います。でも、やっぱり主役のニコラス・ケイジよりも悪役でおなじみのショーン・ビーンのほうが魅力的にうつりますね。これは俳優さん個人の魅力でしょうか。娯楽として楽しめるし、残虐シーンもなく、派手な銃撃戦もないので、お子様と見ても大丈夫です。宝探しってワクワクする冒険テーマの定番だと思いますが、そのヒントが未開のジャングルの奥地とかではなくて、身近なところに隠されていたりすると余計に謎解きに霧中になりますね。それぞれの謎を解いて手にする小道具も面白いです。雰囲気を盛り上げていくのに欠かせませんね。ちょっと無理やりかな、というところもありますが、難しいことを考えずに楽しめる映画です。
謎解きするニコラス・ケイジを見よう
ニコラス・ケイジ主演の冒険ものです。ダヴィンチ・コードと似ていました。謎解きと宝探し。テンプル騎士団だし。いつも思うのは、歴史的建物を壊して・・・ストーリー上その建物は後はどうなるの?(笑)一番興味深かったのはおまけの本物のトレジャーハンターの話。暗号文字とかすごい面白そうでした。こういう映画を見ると暗号とか、歴史上の謎の集団とか、神話とかそういうものに興味を持つ・・・まぁすぐ飽きるんだけど見終わった後はそういう本を読んじゃったりします。頑張って謎解きするニコラス・ケイジを見るのもたまにはいいもんですよ。さぁ一緒に謎解きをしてみよう!きっといい頭の体操になる・・・気がします。