信の勇気が試されるのは命を奪う時ではない。命を救う時なんじゃよ。
ガンダルフ
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ホビット 思いがけない冒険は、2012年に公開されたアメリカ・ニュージーランドの映画である。監督は、「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン。出演者は、マーティン・フリーマン、イアン・ホルム、イアン・マッケラン、ケイト・ブランシェット。 ホビットのビルボ・バギンズが家の前でパイプをふかしていると、一緒に冒険をしてくれる仲間を探しているという、魔法使いのガンダルフがやって来る。しかし、規則正しい生活を好むビルボは、そそくさと家の中に入るのだった。 その夜、ガンダルフは13人のドワーフ達を呼んで、またビルボの家に現れた。ドワーフ達に大事な食料を食べ尽くされて呆然とするビルボ。 ドワーフ達は、ドラゴンに奪われた祖国エレボールの再建を目指す危険な旅に出ようとしていた。旅の同行を断ったビルボだったが、次の日、何かに駆り立てられるようにみんなを追いかけ、冒険に出発するのであった。 「ロード・オブ・ザ・リング」の前章となる、壮大な物語である。
ホビットに登場するいろいろな種族この映画ではタイトルが「ホビット」というだけで、ホビット族で主にでているのはビルボ・バギンズだけです。身長は約1メートルと人間の約半分ぐらいの大きさの種族です。争いや冒険などは本来苦手で、ホビット庄の中で穏やかに暮らす人たちが多いようです。人をもてなすのは大好きで、どの家も貯蔵庫にはたくさんの食べ物を蓄えているということです。そのためドワーフたちが突然、たくさん家に押しかけても食べるものがあったんですね。しかし、ビルボはホビットの中でも好奇心が強く変わり者だったようです。ホビット以外にもいろいろな種族が出てきます。主に出てくるのがドワーフです。はなれ山をドラゴンに奪われ13人のドワーフたちが故郷を取り戻すべく冒険に出ます。鉱石の採掘と加工にすぐれた技術を持った種族です。石頭でガサツなその習性は最初ビルボには理解しがたいものでしたが、愉快で頼もしく熱い情をもっ...この感想を読む
ホビット。タイトルはホビットだが、物語のメインとなるのはドワーフたちだ。原作未読、予備知識無しでこの作品を鑑賞した私にとって、これはなかなか意外だった。ロードオブザリング(以下LOTR)の中では、ドワーフの全盛期は終わってしまったように思われたからだ(ギムリには申し訳ないけれど)。栄枯盛衰、盛者必衰。日本でも平家が滅びて鎌倉幕府が開かれたように、歴史は必ず滅びと再生を繰り返す。そしてそれは中つ国の歴史においても例外では無いのだろう。原作者であるトールキンが、いかに生々しく、リアルな世界を構築していたかが伺える。さて、この物語の主人公はビルボである。ビルボ・バギンズ。これはLOTRを鑑賞した人にとっては、懐かしく、けれど妙に不吉なものを感じさせる名であろう。「あいつか!」と思ったのは多分私だけでは無い筈だ。LOTRにおいて、心優しきフロドが生命を擦り減らす過酷な旅に出ることになったのは、そもそもビルボが...この感想を読む
2012年に公開されました、久しぶりの、ロードオブザリングの作品。待ち遠しくて、仕方がありませんでした。映画館で、公開上映がはじまるとともに、観にいきました。この映画では、ホビット族の一員が主人公になります。初回公開の、ロードオブザリングでは、わき役だったために、今回のストーリーでは、ホビットと、エルフ族が最前線で、活躍しております。ストーリーとしては、単純で、わかりやすい内容でした。子供でも楽しめるようなストーリーです。ゴラムがでてくるシーンでは、ロードオブザリングからのファンにとっては、ゴラムの出番は、待ち遠しかった場面でした。いままでの作品同様、変わらないゴラムでした。この映画では、メインではないものの、ゴラムとビルボが戦うシーンが、なかなか、みごたえがあり、観るものをひきつけてくれます。トーリンは、良い人ですが、アーケン石を取り戻したいと願い、次第に、アーケン石にとりつかれ、人柄が...この感想を読む
よみがな:びるぼ・ばぎんず ニックネーム:忍びの者 年齢(作品時):50歳 性別:男性 住まい:ホビット庄ホビット村 袋小路屋敷 所属:ホビット族 性格:未知の世界や冒険の物語に憧れてもいた 武器:つらぬき丸 母親:ベラドンナ・トゥック 父親:バンゴ・バギンズ 子:フロド・バギンズ
よみがな:がんだるふ ニックネーム:灰色のガンダルフ 性別:男性 住まい:ローリエン 所属:マイア 性格:炎のように激しく・また熱く、火のように明るく・また暖かい人物である。激しやすくもあるが冷静でもあり、これと同時に広く古い伝承に光を当て、多くの危機に警鐘を鳴らす人でもある。 ポリシー:一つところ...
よみがな:らだがすと ニックネーム:茶色のラダガスト、アイウェンディル 性別:男性 住まい:ロスゴベル 所属:イスタリ 性格:極めて誠実 特徴:鳥獣を愛する 特技:うさぎソリ乗り 癖:帽子の中など身体に鳥や虫を飼う 物語上での目的:ガンダルフへの闇の勢力復活の警告
ガンダルフ
旅の途中剣を見つけたガンダルフがビルボに手渡す場面。命を奪うために戦うのではなく、誰かを守るために戦うのに必要なものだと伝えている状況です。