奇跡の旅の評価
奇跡の旅の感想
役犬・役猫に拍手を、歓声を、心から花束を。
ディズニーは、今でこそ動物が主役の実写作品が減ってきましたが(アニメは沢山あります)、昔から大変クオリティの高い動物映画を世に送り出してきました。ディズニーアニメが傑作ばかりだということは周知の通りですが、アニメほど派手な演出はありませんが、実写映画には独特の味わいとこだわり、大きな感動を奮い起こさせるものばかりです。実はこの作品、1963年の『三匹荒野を行く』のリメイク作です。三匹荒野を行くもディズニーが製作しました。時代に合わせてリメイクした、という感じでしょうか。コミカルになり、親しみのある雰囲気になっています。観ていると夢中になり、いつの間にか感情移入して犬と猫を応援してしまいます。もちろん最後はハッピーエンド。ディズニーらしいですね。
クライアントの要求に丁寧にお答えした作品 子連れ再婚のバイブル
両親が離婚して、引っ越さなくてはいけないが、ペット禁止のアパート、だから獣達は連れて行けない。飼われていた猫ワンコ2匹は農場に預けられる。3匹は飼い主を探しに、アメリカを横断する、そして大好きな子供たちと再会するという、離婚が多い昨今にはぴったりと来る映画。デズニーは今現在、政府の持ち物と言って良いほどの位置を持っています。アメリカ国民は銀行に現金で貯金すると税金がかかるので、年金ファンドがデズニーに投資していますから、これは絶対に転べない会社の一つです。デズニーはこけない、こけない物を作るのがデズニーです。 捨ててきた動物が帰って来たというのは、聞いた事がありますが、探しに良くというのは、まず無い。動物の探し回る旅の後ろで、再婚する親と連れ子のぎくしゃくが描かれていますが、アメリカ人は大体他人の感情に関心が無いですから、劇として期待される台詞をよく説明するがごとく提示されて、安心して泣...この感想を読む
キュートで面白いし感動もできる
ダルメシアンっぽいおちゃめなチャンスとヒマラヤンで気取っているサッシー、ゴールデンレトリバーでしっかりもののシャドーの三匹が家を目指して旅をするお話。預けられた農場から脱走し、家を目指す。いろいろな困難にあいながらも、楽しんで旅をし、家族や仲間を想う。シャドーが犬の役目について語るシーンや死にかけるシーンは泣きそうになる。「最後にさよならの言い方を覚えろ」は名言。私が幼稚園のときに、親が買ってきたから、子供向け映画なのだと思うけど、大人になってからでもたまに見たくなる。私に子供ができたら一緒に見たい映画。音楽がとてもいい。壮大で心地いい。