戦場のアリアの評価
戦場のアリアの感想
熾烈な戦線でのクリスマス
第一次世界大戦中、戦場のフランス北部の村にクリスマスが訪れました。とあるソプラノ歌手が戦地にいるテノール歌手の夫のために、皇太子殿下へ歌を捧げたいと戦地に赴きます。どこの国の兵士も、クリスマスを祝おうと歌い騒ぎしていたら、そこに束の間の平和が訪れました。クリスマスの一夜限りの休戦で、普段は敵である兵士と酒を酌み交わす、そんな光景は、戦争を忘れさせてくれる平和なものでした。戦時中の一時の平和、敵国の兵士同士の交流の話はとても好きです。戦地に行かなければ会わなかった人たちかもしれないけど、もしも平和な世界で出会っていたら、殺しあったりすることなく、楽しく飲んで歌って笑ってって、できたんだろうなぁ。