模倣犯のあらすじ/作品解説

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模倣犯

2.132.13
映像
2.25
脚本
2.25
キャスト
2.63
音楽
2.63
演出
2.13
感想数
4
観た人
4

模倣犯のあらすじ・作品解説

「ソロモンの偽証」「理由」で知られる女流小説家宮部みゆきの同名原作の映画化作品で、2002年に公開された日本のサスペンス映画。監督/脚本は「39 刑法第三十九条」「黒い家」の森田芳光。悪役にSMAPの中居正広を起用し、観客動員数100万人超、興行収入16億円超の大ヒットとなった。また栗橋役の津田寛治は2002年のブルーリボン賞助演男優賞を獲得した。 東京下町の豆腐屋有馬義男の孫娘鞠子が失踪して10か月。近隣の公園でバッグと右腕が発見される。が、犯人と名乗る男からメディアに向けて、それは彼女の腕ではないと否定、別の場所を示唆する電話がある。鞠子の遺体が男の示唆した場所から発見されたため、マスコミは騒ぎたて、世間は騒然となった。が、翌日、容疑者とされた栗橋と高井の遺体が発見され…。 ピースこと網川を「私は貝になりたい」の中居正弘、有馬義男を「13階段」の山崎努、栗橋を「呪怨」の津田寛治、高井を藤井隆、鞠子を伊東美咲が演じている。他に木村佳乃、田口淳之介、寺脇康文、モロ師岡、由紀さおりなど。

模倣犯の評価

総合評価
2.132.13
(4件)
映像
2.252.25
脚本
2.252.25
キャスト
2.632.63
音楽
2.632.63
演出
2.132.13

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模倣犯の感想

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中居君がんばるも、残念!

中居正広が犯人・ピースを、津田寛治がその相棒・ヒロミちゃんを熱演。この二人は、思わぬ組み合わせながら、人物像にぴたりとはまっていると思いました。特に、ヒロミちゃんはピースに依存し、彼の真似をしている…という設定をムリなく感じさせていました。違和感を憶えたのは山崎努と木村佳乃の役どころ。この映画の「落としどころ」をどこにしたいのかが、彼等の役の位置づけによってさっぱりわからなくなってしまいました。原作はいろんな意味で「人を食った」話です。それが、山崎努と木村佳乃の常識的な役柄によって、ヘンにヒューマニズムを発揮しようとする話になってしまいました。ラストにいたっては、ほとんどギャグであります。「ATARU」もそうですが、彼は非常にクセのある役にこそ馴染む役者のはずなのに、存在をもてあそばれてしまった感すらあります。いろんな役者を揃えておきながら、残念な映画になってしまいました。この感想を読む

2.52.5
  • nyan_chunyan_chu
  • 91view
  • 392文字

悲しい作品 なぜこんなことになったのだろうか

制作は2002年で、決して昔々の映画ではないのです、円谷プロがウルトラマンを作ったように、オーソン・ウェールズが市民ケーンを作れたように、資金が無くても良い物は作れるのですが、なぜこんな事が起きたのか、私は知りたい。宮部みゆきが原作で、読んでから見ましたが。。。。腕がコロンと発見されて、その腕の操作が始まり、犯人が暗いところでぶつぶついいながら工作をしてるのが見れるのですが、なぜか彼はテレビ電波をのっとり、世の中にコンニチハと顔を出します。そこで警察の調査に挑戦してあざ笑うのです、見て見てという気持ちは十分に判ります。タイトルが模倣犯でコピーキャットナ訳ですが、不思議にもやってることがテロ行動ですから、なんだろうか不思議な物です。最後に自爆するのですが、これも何とかできなかったのかなと残念に思えます。日本の映画は良いものが沢山在るのに、良い監督がこのようにコケル理由を知りたいなと思います。この感想を読む

1.01.0
  • 113view
  • 400文字

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模倣犯の登場キャラクター

網川浩一

ニックネーム:ピース 年齢(作品時):29歳 性別:男性 性格:他人を見下しているプライドの高い利己的な男 特徴:天才的な頭脳を持っている 価値観:他者のことをなんとも思わない 物語上での目的:一連の犯罪を「社会が求める独創的なストーリー」と評し、殺害された女性たちを「女優」と例えている トラウマ:複雑...

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