そんなに形にこだわらないの。大切なのは心よ。
コキリ
理解が深まる映画レビューサイト
映画レビュー数 5,784件
『魔女の宅急便』は、1989年7月に公開されたスタジオジブリ作品。宮崎駿監督による長編アニメーションである。宮崎作品としては、スタジオジブリ設立から3作目となる。公開当時の観客動員数は264万人であり、この年の邦画No.1ヒットの作品となった。原作は、同タイトルで角野栄子作の児童書である。 この作品は、13歳になった主人公のキキが魔女になることを決意し修行に出て、魔女として、女性として成長していく物語である。魔女の母を持つキキは、幼い頃からほうきに乗って空を飛ぶことが出来た。これからも魔女として生きることを決めたキキは、古くから魔女に伝わる、修行の旅へと出る決心をする。田舎育ちであったキキは、大きな都会に憧れを抱き、愛猫のジジと共に満月の夜へ飛び立っていく。海に囲まれた新しい町で出会う、パン屋のオソノさんや、キキに興味を持つ少年トンボ、キキの仕事で出会う人々との関わりが生き生きと描かれている。
キキ、一人立ちを決意物語は、主人公のキキが草原でゆったりとラジオを聞いている場面から始まる。ちらほらと民家があるだけで、大きな建造物もなし、まさに「田舎」。 ちなみにキキが使っているラジオは、父親から拝借したものだ。「素晴らしい満月の夜になるでしょう。」 おそらくキキは、ラジオから聞こえたこの一言で、今夜旅立ちを!と決めたのだと思う。ガバッと起き上がり自宅へ小走りで向かう。家へと着いた彼女はまず、愛猫ジジに「今夜に決めたわ。」と報告。 そして次に魔女である母親に報告する。その場面には、古くからの客であろう老婆が、椅子に座って薬が出来上がるのを待っている。キキの突然の決断に母は、何を急に、と驚きのあまり声を上げる。 いつでもいいわけではなく、「満月の夜」というのがお決まりらしい。そのため、当初の予定では次の月の満月に出発する予定だったが、どうしても晴れの日がよかったキキは、急ぎ取り決めたのだ...この感想を読む
魔女は13歳で修行をしにいく。魔女のキキもその風習にならい、街をでて、別の街でくらそうとする。海の見える都会。あの町並みに、ずっと憧れてる。舞台となった街は実在しているらしいので、一度いってみたい。オソノさんの旦那が寡黙な感じでかっこいい。あの長いパンは光沢があってすごくおいしそうなかんじ。あれって食パンなのかなあ。ニシンのパイも結構、不思議な食べ物だとおもったのだけどあの地方にとっては、ポピュラーな食べ物なんだろうなあ。キキの服装もとてもかわいい。宮崎駿はあの服装がすきなんだなあ。ラピュタで幼少期のシータもあの格好をしてたとおもう。
歳を取るごとに見方というか感じ方が変わってきたように思います。登場人物もみんなあったかくって♪特にニシンのパイのおばあちゃんのシーン。ほっこり優しい気持ちになれて大好きです。そんなニシンのパイのおばあちゃんの孫娘。子供の頃は嫌なやつ~っ!!って思ってたけどきっと誰でも彼女と同じような経験あるんじゃないかなーと。私も何気ない一言で誰かを傷つけてしまったことたくさんあるんだろうなーと。なんだか考えさせられました。ファンタジーだけどどの場面もリアルで共感できて・・・。ジジと会話ができなくなって飛べなくなって、スランプに陥る場面はすごく切なく苦しくなるしいろんな人に支えられてそれを乗り越えて魔法が復活する場面はすごく嬉しくあったかい気持ちになれます。落ち込んだり行き詰まったときに見ると元気や勇気がもらえる作品です。この感想を読む
よみがな:うるすら 年齢(作品時):19歳 性別:女性 住まい:森の中の小屋 性格:大らかで明るい ポリシー:描けなくなったらジタバタするしかない 特徴:赤いタンクトップにデニムのショートパンツ 価値観:良い物は良いと素直に発言する 特技:ヒッチハイク 癖:いいね、私そういうの好きよ 物語上での目的:落ち込ん...
よみがな:おその ニックネーム:おソノさん 年齢(作品時):26 性別:女 住まい:グーチョキョキパン店(パン屋) 性格:おおらかでしっかり者 特徴:ショートカットにそばかす 趣味:パン作り 好きな食べ物:パン 物語上での目的:魔女のキキをパン屋の屋根裏部屋に住まわせる
よみがな:こきり 生年月日:1972年7月13日 年齢(作品時):40歳 血液型:O型 身長:172cm 星座:やぎ座 性別:男子 性格:まじめ 好きな食べ物:もも 嫌いな食べ物:うめ
コキリ
キキが旅立つ際、魔女服が真っ黒なことを嫌がった言い方をしたため、母であるコキリに諭された。
おソノ
おソノが働くパン屋で忘れ物をした客に、キキはおソノの代わりに忘れ物を届けます。それがきっかけでおソノと出会い、キキは修業の途中でこの街に来た事、街の人は冷たく泊まる所もないと困り果てていることをおソノに伝えた時、キキに対しておソノが言った言葉です。この町で初めて優しい人に出会ったキキ。困っているキキを助けたいという優しさが感じられます。
おソノ
パーティーに誘われたキキが服がないと悩んでいた時に発した台詞。