パトリオットのあらすじ・作品解説
パトリオットは2000年に公開された映画で、監督はローランド・エメリッヒ、主演はメル・ギブソンのアメリカ独立戦争を題材とした歴史大作映画である。 フレンチ・インディアン戦争の英雄であった主人公のマーティンは、平和な余生を過ごしていた。高まる英国との戦争機運の中においても、戦いに反対していたのだが、息子のガブリエルが英軍に囚われ、次男のトーマスが兄を救出しようとした矢先に死亡する。家に迫る戦火と息子を無残に死なせた悔悟から、マーティンは再び武器を手に取り、米国の独立をかけた戦争に身を投じるのである。 主用な登場人物にはそれぞれモデルとなった人物が存在する他、映画内で描かれる戦闘シーンにもモデルとなった戦いが存在している。 制作費1億ドルに対して、興行収入2億ドルを超えると大ヒット作となり、アカデミー賞の3部門にノミネートを始め、ASCの撮影部門で受賞など、その年の数々の賞で受賞やノミネートがされた。
パトリオットの評価
パトリオットの感想
英雄の幸せは平和
子供は戦争に行こうとしない父を腰抜けだと思う。けれど父は腰抜けではない。英雄と言われるほど戦争を経験してしまったからこそ、そこに行ってしまった時点で負けだということを知っていたのだ。英国軍がとにかく残酷で冷酷。ベンジャミンを仕留められないから子供たちが身を寄せているシャーロットの家を襲ったり、やっと幸せをつかんだガブリエルと妻を教会で焼き打ちにしたりと、ベンジャミンの怒りが増幅していくのも無理はない。戦いが進むごとに銃の玉を作っている時のベンジャミンの背中が悲しい。本当は家族で住むことができたらそれだけで幸せなのだと語っているかの様。
敵が無いと、内部分裂が起こる 悲しい定め
これは南北戦争でどっちに付くか決めなくちゃいけないの時の映画です。主人公は前の戦争での英雄といわれる生き残り、そんな父親を腰抜けと馬鹿にする息子の「お父さんはじっと手を見る・・・・」的な作品です、題名もドンピシャリの愛国心。南北戦争は実は経済戦争で、奴隷解放なんてのは奇麗事の看板でした。南部に行った比較的裕福な層は資金が在り、奴隷を買うだけの余裕があります。ピューリタンで北部の人間は労働力しか提供できなく、奴隷が居ると自分たちの労働力が高く売れないからです。明確に言うと資本家と労働者の争いでもありました。ここでメルギブソンおとうさんは、息子を救出してやっぱり行かなくチャと戦場に戻ろるのですが、行ったら帰って来れないかも知れませんが、男のおとうさんは仲間を助けに戻ります。うるるるる。愛国心を突付くと、涙が出るので、やはりこれはアメリカ映画の一番の見せ所なのでしょう。
中世の戦争物語
中世の戦争ストーリーです、この作品かなり制作費がかかっているらしく、キャストもかなり豪華でした。舞台は18世紀のアメリカで。大陸の各州が次々とイギリスに対する独立戦争に加わります。アメリカの独立の話ですが、主人公が暮らすサウス・カロライナ州も、開戦か恭順かの選択を迫られます。彼は町で英雄であったが、家族を持ったので今は開戦に反対していました。一方でそんな父親に反発し、長男のガブリエルは大陸軍に志願して戦場へ赴きます、次男のトーマスも従軍して戦争に行きます。しかし兄は負傷し、弟は亡くなります。ここで起こった主人公が復讐することを心に近いここから新たに彼の旅立ちが始まります。
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