言葉を慎め。女は腐らぬぞ
火の玉のおろく
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映画レビュー数 5,784件
平成狸合戦ぽんぽこは、1994年7月に公開されたスタジオジブリ制作による日本のアニメーション映画である。1995年から2013年にかけて7回テレビで放送され初回の放送では19、2パーセントの視聴率をたたき出している。スタジオジブリのその他のアニメーション作品としては、となりのトトロ、魔女の宅急便、崖の上のぽにょなどがあげられる。 この作品の登場人物は、狸たちのリーダー的存在である影森の正吉、正吉の妻で4匹の子狸の母親でもある縁切り寺のお清、ぼたもち山万福寺に住む狸の鶴亀和尚、変化の講師である火の玉のおろく、正吉の幼馴染のぽん吉などがあげられる。 多摩丘陵でのんびり暮らしていた狸たちだが、ニュータウン建設工事に伴いエサ不足のため争いが勃発してしまう。狸たちは人間を懲らしめ、静かな生活を取り戻すべく、化学(ばけがく)を使って人間への抵抗を始める。果たして狸たち、人間たちはどうなるのか・・というストーリーである。
高畑勲監督の魅力宮崎駿監督とは違い、物語の本筋を初めから示してくれています。言うなれば高畑勲監督は一人称での進め方で、宮崎駿監督は三人称の描き方だと私は思います。今回の主役は狸であって、自然破壊を進め自分たちの世界を広げようとする人間と敵対する映画です。しかし、人間界のリサーチをしつつ、ハンバーガーを美味い美味いと頬張ったり、人間を滅すると意気込んでいたものの、人間がいなくなった世界の不便さにも憂いを馳せたり、狸らしからぬ人間のような気持ちが描かれていて、作中数人の死者が出ている映画なのに、どこか安心して観れる映画になっています。環境保護や自然との共存は宮崎駿監督もナウシカやもののけ姫で描いています。しかし、宮崎駿監督が作品を手がけると、観る側も若干の覚悟のようなものを持たなければいけないようなきもちになります。作品の流れとしては、悲惨な出来事が人間側で起こって、それは何故か原因を追求...この感想を読む
何だろう、地味だなぁ…初めて観た時に思いました。それなりに、たぬき達は可愛いような気はするんですが…特に印象に残ることもなく、もう一度観たいと思うこともないまま、今に至ります。他のジブリの作品に比べて何か地味で、パワー不足な気がします。書いているうちに、茶色の率が高いからだと気がつきました。でもたぬきだから仕方ないし、しょうがない。一度観ただけなので、たぬき達は可愛いぐらいしか印象に残っていません。もう観ることはないかなぁと思います。自分の中でこんなに他のジブリ作品と差のあるものになってるとは、レビュー書くまで気づいていませんでした。
ナレーションでその時その時の状況が分かり易くなっています。狸が化けることを、まさかぁと思いつつも、いや…あり得る…? とも思わせるのが面白いです。人間と狸の飽くなき抗争を描いている作品ですが、人間にしてみれば特別狸と戦おうと思って戦ってるわけではないんですよね。様々な動物が絶滅していったりするのも、人間には不本意で、本当なら絶滅なんてさせたくないから保護という形で努めることをしたりもしています。が、それと狸が自分の里を追われてしまうこととは別の話で、人間の無意識なエゴを再認識させられました。…とはいえもちろんユーモアも満載の本作。某3人の爺様が諸々乗り継いでやってくる、その派手さがたまらない。他でもないジブリがこのテーマで作って観せてくれることに物凄い意味を感じた、そんな映画です。
よみがな:ひのたまおろく ニックネーム:おろく婆。 性別:雌。 国籍:日本。 住まい:多摩丘陵 所属:若手狸の変化の講師。 性格:母ちゃん役として山の狸たちの面倒を見る。 ポリシー:最後まで狸たちを見守る。 特技:伝統的変化術である化学(ばけがく)。 物語上での目的:母ちゃん役として山の狸たちの面倒を見る一...
よみがな:おろくばば 生年月日:1972年7月13日 年齢(作品時):40歳 血液型:O型 身長:172cm 星座:やぎ座 性別:男子 性格:まじめ 好きな食べ物:もも 嫌いな食べ物:うめ
よみがな:しょうきち ニックネーム:本名:影森の正吉。 性別:雄。 国籍:日本。 住まい:多摩丘陵。 所属:狸たちの実質的なリーダー的存在。慎重派。 性格:冷静な性格。 特徴:思考が人間臭い。 特技:伝統的変化術である化学(ばけがく)。 物語上での目的:開発阻止の抵抗運動が始まって三年目、狸たちはいよいよ困...
火の玉のおろく
女の腐ったような野郎だぜ。と興奮するゴンタに対する返事
火の玉のおろく
山を開拓する人間達に向かって言った言葉。
正吉
映画のラストシーンでの言葉。 たぬきやキツネは化けて人間界で頑張って生きていますよって伝えたかった。 ただ、キツネやタヌキ以外の動物たちはいなくなってしまったとことを言いたかったのでしょうか。