迫り来る、おどろおどろしさがいい。
年齢的なものもあると思うのですが、舞台である、昭和54年の世界観がなんだか泥臭くて良かったです。 漫画みたいな4姉妹の設定でありながら、エピソードのひとつひとつが地味で、ちょっとリアル。あんな華やかな女優陣が、揃いも揃って地味だなんて皆さんやっぱりプロなんだなぁと感心するばかりでした。これ、それぞれの女優さんの華やかさ出ちゃったら台無しですもんね。かと言って、無名な女優さん過ぎてもただのドキュメンタリーになってしまいそう。配役が絶妙なのも、個人的にポイント高かったです。女性の共感度合いは、絶対に高いですよね。自分自身は姉妹がいない身ですが、今まで姉妹を羨むことってありませんでした。でも、この映画を観ていると女きょうだいっていいな。心強いよね、絶対!って素直に感じます。 あと、4人という人数あるあるかもしれませんが、このお姉ちゃんから言われたことは素直に聞けるのに、このお姉ちゃんから言わ...この感想を読む
5.05.0
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