悲しい作品 なぜこんなことになったのだろうか - 模倣犯の感想

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模倣犯

2.132.13
映像
2.25
脚本
2.25
キャスト
2.63
音楽
2.63
演出
2.13
感想数
4
観た人
4

悲しい作品 なぜこんなことになったのだろうか

1.01.0
映像
1.5
脚本
1.0
キャスト
2.0
音楽
3.0
演出
1.0

制作は2002年で、決して昔々の映画ではないのです、円谷プロがウルトラマンを作ったように、オーソン・ウェールズが市民ケーンを作れたように、資金が無くても良い物は作れるのですが、なぜこんな事が起きたのか、私は知りたい。 宮部みゆきが原作で、読んでから見ましたが。。。。 腕がコロンと発見されて、その腕の操作が始まり、犯人が暗いところでぶつぶついいながら工作をしてるのが見れるのですが、なぜか彼はテレビ電波をのっとり、世の中にコンニチハと顔を出します。そこで警察の調査に挑戦してあざ笑うのです、見て見てという気持ちは十分に判ります。 タイトルが模倣犯でコピーキャットナ訳ですが、不思議にもやってることがテロ行動ですから、なんだろうか不思議な物です。 最後に自爆するのですが、これも何とかできなかったのかなと残念に思えます。 日本の映画は良いものが沢山在るのに、良い監督がこのようにコケル理由を知りたいなと思います。

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他のレビュアーの感想・評価

中居君がんばるも、残念!

中居正広が犯人・ピースを、津田寛治がその相棒・ヒロミちゃんを熱演。この二人は、思わぬ組み合わせながら、人物像にぴたりとはまっていると思いました。特に、ヒロミちゃんはピースに依存し、彼の真似をしている…という設定をムリなく感じさせていました。違和感を憶えたのは山崎努と木村佳乃の役どころ。この映画の「落としどころ」をどこにしたいのかが、彼等の役の位置づけによってさっぱりわからなくなってしまいました。原作はいろんな意味で「人を食った」話です。それが、山崎努と木村佳乃の常識的な役柄によって、ヘンにヒューマニズムを発揮しようとする話になってしまいました。ラストにいたっては、ほとんどギャグであります。「ATARU」もそうですが、彼は非常にクセのある役にこそ馴染む役者のはずなのに、存在をもてあそばれてしまった感すらあります。いろんな役者を揃えておきながら、残念な映画になってしまいました。この感想を読む

2.52.5
  • nyan_chunyan_chu
  • 90view
  • 392文字

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